日本初のシステムを実装した芦屋市の挑戦【今週のコラム】(2022/11/01)】
CiNKメルマガ第二弾ですが、兵庫県芦屋市の日本初の取り組みをニュース記事で読んだのでご紹介させていただきます。
参考:日本初「公園レンタル・オンラインシステム」を実装した芦屋市道路・公園課の挑戦
https://wired.jp/article/vol41-revamp-the-parks-for-the-citizens/
都市計画法により、人口の増加に合わせて公園の数もどんどん増えていきました。
しかし、近年の人口急減が社会課題である日本においては「つくられ過ぎた公園」をどうアップデートしていくかが都市の次なる課題と考えられています。
そんな状況において、この課題解決の糸口となるかもしれない日本初の取り組みが兵庫県芦屋市から始まっています。
東京拠点のスタートアップ「パークフル」と共同開発された公園システムは、同社の運用する公園情報プラットフォーム「PARKFUL」を利用することによって、芦屋市にある約140の都市公園をレンタルするために必要な許可申請から許可までの行政手続きのオンライン化を実現しました。
公園利用に関する行政手続きのオンライン化という一見単純なシステムですが、これが実装されたことでさまざまな展開が期待できます。
市役所に行かないとできなかった申請がオンライン化されたことで、公園の利用が促進され、身近な公園が近隣住民との交流の場になるかもしれません。
「この公園でイベントをしてみたい」「公園でこういうことがしたい」と考えている人がいる中で、それを阻害していた申請フローを見直すことによって、利用者(お客様)のニーズに応える。
基本的な考え方ですが、改めて「なぜシステムを導入するのか」「なぜDXに取り組むのか」を基本に立ち返って考え直すことも必要なのかもしれません。
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