私的2023年意外とハマった映画2選

はじめまして

昨年春、社会人となり、趣味の映画の気持ちを絶やさないためにnoteを始めようと思っていました。しかし結果的に初投稿が1年間の振り返り形式になってしまいました。

今回ご紹介する2作品は、2023年公開作品の中で、公開前の期待を大幅に越えて、鑑賞後にどハマりした映画を選びました。
既に円盤やダウンロード版のレンタル等で鑑賞できる作品もあるので、機会があれば観てみてください!

素人の駄文になりますが、お付き合いしていただけると幸いです。


個人鑑賞実績の振り返り

2023年、劇場で鑑賞した作品数は、
47作品であり、劇場鑑賞回数は55回となりました。

サブスクなどの配信限定作品や旧作鑑賞も含めると、77作品となりました。

個人的には目標未達成というか、消化不良的な感じです。観たい作品を全て鑑賞できず、特に10月は劇場鑑賞0回という不甲斐ない空白の1ヶ月を過ごしてしいました。社会人生活がいかに忙しいものかを痛感しました…。
2024年も期待作が多い年なので、今年以上に鑑賞本数と回数を重ねていきたいです。


「M3GAN / ミーガン」(2023/06/08 公開)

〈あらすじ〉

玩具メーカーで研究員として働くジェマは、子どもにとって最高の友人であり、保護者にとって最大の協力者となるようにプログラムされたAI人形「M3GAN (以下、ミーガン)」の開発に携わっていた。
ある日、ジェマは姪のケイディを引き取ることとなり、試験運用も兼ねて、試作段階のミーガンにケイディを守るように指示を出した。ケイディが隣人の犬に襲われてしまった事で、ミーガンはケイディを守るという指示に従い、人間たちに対する悪意をラーニングし暴走していく。

〈感想〉

表題はホラー映画っぽいですが、

安心してください、
ラストシーンが激熱なロボット映画です。

ロボットが人間を襲う映画というと、「ターミネーター」や「チャイルド・プレイ」が代表的であり、近年はAIへの関心も高まっていることもあり、非常に見やすかった作品でした。またこの物語で人間を襲っていくAI人形ミーガンのビジュアルが綺麗で可愛いため、佳境に入ってからの豹変具合のギャップが本当に良かったなと思いました。そしてそのミーガンの個性やビジュアルを強調させる登場人物たちもクセが強く、正直ミーガンが一番クセのないキャラでした。むしろミーガンのキャラの薄れ具合がちょっと可哀想って感じてしまうくらい…。

そしてなんと言ってもラストシーン!!世の男の子が大好きな激熱展開で期待を大きく超えて大満足でした!!ネタバレになるので詳しく言えないですが、今までのドキドキハラハラを超えるスカッとする結末が最高でした。

ホラー映画は怖くて苦手という方にも全然抵抗なく見られる日本人向けな控えめのスプラッター演出やわかりやすい展開でストレスフリーで観られるのもこの作品の特徴です。

ホラー映画というジャンルは日本映画業界では再注目されているジャンルであり、ジャパニーズホラーの作品数も上映規模も年々増加している傾向にあります。だからこそ王道かつ激熱なハリウッドホラーもまだまだ面白いということをこの作品で3割くらい感じてもらえる1本です。

またこの映画を手がけた制作会社「ブラムハウス」は、低予算ながら高いレベルの恐怖感と没入感を世に送る今ホラー映画業界で注目度が高い集団です。2024年には人気ゲームを題材にした新作「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」が公開予定であるため、ブラムハウスの世界観の予習にもオススメです!


「ヴァチカンのエクソシスト」(2023/07/14 公開)

〈あらすじ〉

カトリック教会の総本山ヴァチカンの教皇に仕え、生涯で数多の悪魔祓いを行った実在したエクソシスト、「ガブリエーレ・アモルト」が経験した最強の悪魔との対決を描いた作品。
1987年、スペインにある古い修道院で怪事件が多発し、悪魔が少年の体を乗っ取ってしまう。最強のエクソシストで教会の異端児であるアモルトは、地元の神父 エスキベルと協力して最強の悪魔と対峙する。悪魔祓いの鍵となるのは決して触れてはならない禁忌の歴史と因縁であった。

〈感想〉

またホラー映画の紹介かよ…と思ったあなた

安心してください、
名俳優ラッセル・クロウが原付に乗って悪魔祓いをする
「RRR風パワー系エクソシスト」です。

ラッセル・クロウと言えば、言わずと知れたハリウッドの名俳優ではありますが、近年は執拗に危険な煽り運転をするヤバい男を演じたり、MCUではゼウス役として客演したり等、依然として演技の幅を益々広げています。

そんな彼が今作では最強のエクソシストを演じています。最強で、カトリック教会から異端児扱いとして糾弾され、移動手段も特殊で…、どこぞの最強呪術師のような奔放ぶりがアモルトという人物の魅力です。
そしてそんな彼と共に最強の悪魔に挑むのは、地元の神父 エスキベル。このエスキベルが本当に頼りない!どことなくオドオドして、悪魔祓いの知識も少ししかない男が、劇中で成長しながらアモルトを支えていく展開も見どころです!
そんな凸凹コンビが協力し、立ち向かっていく様はさながらRRRのようなワクワク感と物語への没入感を与えてくれます!!

日本ではあまりの反響により応援上映も実施された通称 "ヴァチクソ"。悪魔祓いとラッセル・クロウの魅力にハマること間違いなし!
そして悪魔祓い系の映画面白いなと思った方は、エクソシストシリーズや死霊館シリーズも見てみてください!


以上、2023年個人的に意外とハマった映画2選でした。

ホラー映画全体的に作品ごとの独創性や界隈のスケールが拡大しているので、2024年も新作への期待が止まりません!ホラー映画を観たいという何かの機会があれば、参考にしてもらえたら幸いです。

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