見出し画像

第1回 アウトブレイク(1995年 アメリカ) このコロナの時代だからこそ観てもらいたい

驚異の殺人ウイルスから人類を救え!

現在、コロナウイルスにより世界が窮地に追い込まれている。このような未知のウイルスのことを世界にしらせた作品がこの作品。
今後、人類滅亡の危機を招くのは核でもなく、自然現象による災害でもなく、ウイルスではないだろうか。

本作品では最強の敵になるのはエボラウイルス。
冒頭、ウイルスをせん滅させるため軍が核爆弾で村一つ消滅させるシーンがある。それほど恐ろしい殺人ウイルスが実在する。
一匹の猿がエボラウイルスの宿主としてアメリカ本土に渡ってくる。
そこから始まるエボラの急激な蔓延と短期間で死に直結する恐怖。
このエボラは今流行している新型コロナよりもっと強力で、空気感染で即しに至る。

そのウイルスに対するアメリカ軍の衛生兵役が主役のダスティン・ホフマン。アクション的要素も高いこの作品の主役に彼を抜擢したウォルフガング・ペーターゼン監督もすごい!
演技派オスカー俳優のダスティン・ホフマンとUボートで世界に知られたドイツ人監督のウォルフガング・ペーターゼン。
迫真の演技とハイテンポに進行するストーリー展開が素晴らしい。
脇役もその後「インビクタス」でマンデラ大統領を演じるモーガン・フリーマン。主役を助ける相棒役に「リーサル・ウェポン3」で女リッグス役を演じたレネ・ルッソ。ウイルスに対抗するチームのメンバーにのちのオスカー俳優ケビン・スペイシー。悪役として「24」のジャックバウアー役のキーファー・サザーランドの父で超個性俳優のドナルド・サザーランドが出演。

コロナの恐ろしさをこの作品をみて感じてもらえれば、もう少し各々の行動も変わるのではないだろうか。

ハラハラ、ドキドキの1995年度名作パニック映画である。

★★★★ 4.0

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?