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第62回 アルマゲドン (1998年 アメリカ) 世界が涙した作品だが

今でも語り継がれる名作と言われる本作。しかし、私は劇場で観ている時から思ってた。

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これ、ほとんど本作より早く公開されたミミ・レダー監督の「ディープ・インパクト」のパクリじゃない?と。

もちろん何もかもそっくりというわけではないが、ほとんど肝心な所はそっくり。

あの作品で感動した私は全く感動できず、不満いっはだった。

ディープ・インパクトをみていなければ他の方のように涙できたのかもしれない。

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愛する家族を守るため、そして、全く知らない世界の60億人の人々を救う為、犠牲になる宇宙作業員。

決まって最後の生き残ったスタッフか自らを犠牲に地球を救う行為に感動するのだが、途中に予期せぬ事故で死んでいく作業員たちも同じく世界を救う為犠牲になってる命の一つと考えればその都度涙がほしいところである。

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結局はブルース・ウィリス一人イイとこ取りになっているのがどうも気に入らない。

またディープ・インパクトのように長い時間をかけて作戦に入るものと違い、地球の危機を迎えて数日間で宇宙に飛び立ち作業と非現実的。

ディープ・インパクトよりキャストも音楽も随分メジャーを揃えたが、それだけのように思える。

リアルなディープ・インパクトと

エンターテイメントなこのアルマゲドン。


ディープ・インパクトを観ていない方が今更それを観ても逆に「アルマゲドン」のパクリとしか観れないだろうということが残念。

私はディープ・インパクト派なので、辛口に評価しよう。


★★★☆ 3.1点

次回、第一63回は

ブルース・ウィリスの最高傑作「ダイハード」をピックアップ!

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