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【映画祭の今】サイレント映画弁士&ピアノ演奏付き上映もオンラインで!「京都国際映画祭」

 吉本興業の子会社(株式会社きょうのよしもと)が委託運営している京都国際映画祭は、映画だけでなくアートも充実。吉本興業所属の芸人たちも多数参加し、お祭りムードの高い映画祭だが、今年はオンラインのみでの開催が決定した。名誉実行委員長は大ベテランの中島貞夫監督。映画祭では「中島貞夫×千葉真一×照屋年之(ゴリ)のユンタク鼎談~沖縄と映画を語る~」や、京都の時代劇を知り尽くした二人による「【剣談】映画監督 中島貞夫×殺陣師 菅原俊夫」を配信。撮影所のある京都ならではの歴史に残るトークとなりそうだ。

 総合プロデューサーは、大林宣彦監督の遺作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』をプロデュースした奥山和由氏だが、大林監督との約束を果たしたという特集「大林宣彦の玉手箱―ワンダーランドな空想映画館―」も開催される。16ミリで撮影した自主制作映画から、若き日の作品、ミュージックビデオ、『野のなななのか』『この空の花ー長岡花火物語』やそのメイキングなど、他では見られないレアな特集が組まれている。

 そして無料プログラムながら、とても贅沢でおすすめしたいのが、サイレント/クラシック映画。関西で人気の活動写真弁士、坂本頼光、大森くみ子と雨宮遥他のピアノ演奏でおくるサイレントフィルムライブがオンラインで!京都のおもちゃミュージアム所蔵の作品も公開される。国定忠治からバスター・キートンまでサイレント/クラッシック映画の魅力を自宅で楽しめるうれしいプログラムだ。ぜひこの機会にチェックして!


 

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