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むずむず脚症候群(Restless legs syndrome)について勉強しました

クライアントが夜に不随意運動で落ち着かなくなる件。
お母さんより、Restless legs syndromeなのでは?と意見がありました。
不随意運動に関しては、発達障害やパーキンソン病、向精神薬を使用している人にはよく起こる症状なのであまり深く考えたことがありませんでした。一口に不随意運動と言っても、様々な原因や種類があることがわかり、今回ずいぶん勉強になりました。

しかし、むずむず脚症候群だったとして、原因は?
お母さんは、Iron deficiencyを疑うが、ironは経腸栄養やサプリメントで摂取できており、先日の血液検査でも問題はなかった。
ドーパミンの減少が原因かもしれないようだが、なぜ急にrestless legs syndromeのような症状が始まったのかがわからない。
ドーパミンが減少するような薬は現在使っていない。ドラベ症候群のクライアントの脳内は謎だらけだ。

アセトアミノフェンはRestless legs syndromeにも効果があるらしい。さすが魔法の薬。(同僚がlongterm careでむずむず脚を訴えるレジデントに使ったことがあるとのこと。プラセボ効果だったのかもしれないが)

すでに多数の抗てんかん薬や向精神薬を使い続けているので、新たに薬物療法はやらないだろう、ということで、ズバリマッサージをやってみることに。

私は日本ではむずむず脚症候群の患者に会ったことがなく(なにか訴えてたとしてもスルーしてたかも)、治療法など知らなかったが、調べてみたところ鉄分補充のほかはマッサージや足を温めるなどがあった。

ツボっていうのは、本当に不思議で科学的な根拠には乏しい(というか、研究がされてない)けれど、実際効果があることも多い。
しかも、ネットで調べると人によって効果があるツボが色々違う。
実際、どこを押しても効果があるんじゃないか?と突っ込みたくなるが、自分も実際ツボを押してもらっただけで頚椎の痛みが秒で治ったことがあったので効果は認めざるを得ない。

で、今日寝る前に足を温めて、下肢のマッサージとツボ押しをしてみた。

こちらのサイト参照の完全に付け焼き刃↓

そしたら、効いたっぽい。
もともと今日は眠そうで、朝カフェインを投与したにも関わらず、日中はウトウト。あまり刺激せずに、映画を見たり寝せたりとのんびり過ごした。
日中から少しお試しで足のマッサージをやり、ベッドに寝せてからも温めながらツボ押し。口はモグモグさせていたものの、ほぼ寝てた。通常は、消灯後1時間ぐらいはなかなか寝付けないが、今日はそのまま寝ているらしい。

アセトアミノフェン、BCAA、下肢のマッサージと温め。
色々やってみて、どれが効果があったのかよくわからないけど、寝れれば結果オーライ。

それにしても、ツボといい、脳の働きといいまだまだわかってないことが多すぎるなぁ。


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