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カナダで3回目の誕生日。英語だけの職場で脳が疲れる

日本人の同僚が去って、私以外全員ネイティブスピーカーになってしまった。なんでそんな早口なんだ!と思ったら、それが普通のスピードらしい。

とりあえず、ネイティブ同士の会話が20%くらいしか聞き取れない。
もちろん、大事なことは話してない。雑談だ。家にお化けが出た話、ペットの話、趣味の音楽、旅行etc。

雑談が大好きなお国柄?なのか、仕事の始まりは20分ほど、週末や趣味の話。むしろ、雑談しないと相手に無関心だと思われて失礼に当たるのかもしれない。私は、話半分聞きながら仕事を進める。医療現場でおしゃべりしながら仕事をすると、ミスすることが多い。私はおしゃべりに参加しない。朝はやることが多い。

昨日は、私の誕生日でもあったので
「きょうのプランは?」
などなど聞かれる。

いや、プランなどない。
家族の誕生日(特に年取ってからは)を盛大に祝う習慣などない。
むしろ、言われるまで誕生日など忘れていた。

「今日は、ご飯作っちゃダメだよ。外に食べにいかないと」
と言われるが、なんのことかさっぱりわからなかった。
晩御飯はすでに作ってきてあるので。

誕生日なので、今晩は働かなくてもいいということらしい。
あいにく、日本の母親に休みなどないのだよ。特にシングルだし。

帰宅したら、息子が茶碗洗いをしてたので、
「今日ママの誕生日だから?」
と聞いたら、別に・・・だった。

残り物をデッキで食べた。
息子を誘ったが、寒いから中で食べると言う。

同僚からは、プレゼントとしてビールなどをもらった。
家族の誕生日は、盛大に祝う(親族20名とか集まる)習慣の人たちだ。
よくもまあ、ステップ両親やステップ兄弟、おじおば、いとこ、ステップetcで2親等、3親等の家族が数十名もいるのに誕生日を覚えているもんだ。毎日誕生日じゃないか。

カナダは年齢は関係ないとは書いたが、自分は歳をとりたくない。
物忘れが顕著だ。
頭が固い。
アラフィフから、アラ還に近づきつつある。
おばあさまも、誕生日プレゼントを持ってきてくれた。
「ありがとう、でも年を取りたくないんだよ。減らしたい」
と昨年と同じことを言うと
「その方法がわかったら、私にも教えて」
と言われる。
おばあさまは、88歳だ。
2か所がんがあるがまだまだ元気だ。
週末孫とひ孫とキャンプに行く。

で、ビール飲みながら、映画でも見るか・・・
何みようか?と考えていたら、寝落ちした!

結局、夜中に歯磨きしてまた朝まで熟睡だ。

やっぱ、英一日中英語なので、脳が2倍働いたらしい。
クライアントのアートのクラスでも、参加者は精神発達遅滞なのだけれど、ネイティブスピーカーであり話すのが早い、話を聞き取るのが大変だ。
外国人労働者で、こう言うコミュニケーションが大切な職場で働く人を尊敬する。なにしろ、メンタル面の浮き沈みもあるから。

全員ネイティブの職場で働いて良かったことは
1、雑談の仕方がわかった
2、相槌の打ち方がわかった
3、挨拶の仕方がわかった

っていうことかな。
これは、助かる。意外とバラエティに富んだ受け答えはしない。
「Good morning, how are you!」
「Good, how are you」
Good, nice, sounds good, sure,そんなもんだけ。
たまに、Awesome、wonderful, excellent,がくる。

とういうわけで、
今日も、good。


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