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YesかNoか

WestJetから、航空会社都合で予定便を変更するという連絡があった。新しいフライトだとカルガリー空港で国内線からの国際線乗り継ぎ時間が55分しかない。

さて、55分。
これが、搭乗口が5個ぐらいしかない小さい空港ならOKだが、カルガリー空港は私の感覚だと、そこまで小さくはない。
ネットで調べても、
どこにも

「間に合いますよ」


とは書いてない。
乗り継ぎに遅れた場合の保障についても見つけられない。
そもそも、国際線に乗る前には3時間前に空港の到着するように書かれている。国内線でも大きな空港だったら2時間前とか書いてある。

ネット上には、同じ不安を抱える旅行者の書き込みがたくさんある。日本人じゃなくても不安になるらしい。

仕方なく、電話だ。
案の定、1時間待っても繋がらない。
他の作業をしながら、エージェントが出るのを待つ。
そもそも、保留になるまでに20分かかった。なぜなら、最初は自動音声で番号を押して、問い合わせ部署にたどり着かなけれなならないのだが、押しても押しても反応がなく「もういちどやり直してください」となる。一体何の不具合なのだろうか?結局、数字選びに時間がかかり、ようやく担当部署にたどり着き、更に待つこと40分以上。

ようやく中の人にたどり着いた。

さて、私が聞きたかったのは、
1. 乗り継ぎに間に合うのなら、提案された便に変更する。
2.乗継便に遅れたら、どうなるか?

なのだが、エージェントはそれには答えず
「ここでできることは、3つだけ
1.今の予約をキープする
2.他の便に変える
3.キャンセルする」

おいおいおいおい、
だから、間に合うなら1だけど、その前に、間に合うかどうか聞いている。

エージェント「いや、そこはポイントじゃない。YesかNoか

Yes or No?

私の英語が、わからないのか知らんけど、
間に合うのか?そこなんですよ。
55分しかないですよ。

コールセンターというやつは、とんでもない場所にあることがあるからもしかしたら、海外の例えばフィリピンやインドとかのカルガリー空港なんて知らない人がコールセンターで働いてるのかもしれないから、空港の国内線と国際線の距離とか乗り継ぎの流れなんかわからない可能性は大だ。
ちなみに、ネット調べでは、国内線と国際線のターミナルの距離は600mらしい。
一度、国内線の到着を出てから再度国際線にチェックインするのか、そのままセキュリティチェック無しで行けるのかわからないけれど、カナダは出国はあんまり厳しくないイメージがある。

で、エージェント・スミスはちょっとだけインドっぽいけどさほど訛もない人なので、カナダの人だと思われるけど、

「Yesと言わないと次に進まない」
という。

そんなー
なんでさー

しょうがないので、
「Yes」と言ってみる

すると初めて、彼は「この乗り継ぎは、システム上は間に合うと言っている」という。
それが、聞きたかったんですよ。
じゃあ、乗り遅れたら何が起きるの?
「次の乗れるフライトに乗れるようにします」
それが聞きたかったんですよ。

なんで、「Yes」言わないと進まないかな?
録音したので、後で聞き直すことにする。

とりあえず、システム上は間に合うというLayover 55分。
(乗り継ぎ時間をLayoverと言うらしい)
乗り遅れても、次の日本行きに乗れる。
(ただし、何日後かは知らん。3日後とかかもしれん・・・まあ、そうなったらバンフに遊びに行く)

日本には、3週間しかいられないし、国内旅行も少ししたいので、できるだけ速やかに日本に着きたいのだが・・・
たしか、遅延による損害の保険もつけたしなんとかなるじゃろう。

ちなみに、まだ4ヶ月先のフライトなので、また変更が出る可能性もおおあり。下手したら日程そのものの変更もありうる(ストライキとかで)

だから、日本の国内線をまだ予約していない。
飛行機でもいいけど。フェリーでも新幹線でもいいかななんて思っている。
日本の公共交通機関は、すばらしいなぁ・・・

予約変更の手続きを電話でやって、エージェントが
「もし、カルガリー空港でなんかあったら、すぐに空港の係員に言うように。」と念押ししてくれた。
もちろん、そうする。だって20分でも遅延したら、厳しそう。
話が終わっても、エージェントが電話切らないから、黙って待ってたら、こっちが切るまで待っていたらしい。
とりあえず、エージェント・スミスよありがとう。

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