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シニアが勉強する大変さが今になってわかる

些細なことなんですけどね、朝起きたらあちこちの関節が痛いわけ。
特に最近スケートで転んだばっかりなんで、左肩が痛いのはわかるけど。指だとか股関節だとかetc。

10年前はまったく想像してなかったなぁ・・・

自分が考古学を始めた頃、同級生には社会人学生がかなりいた。最年長は元自衛隊幹部で、海外勤務多数経験ありの60歳代男性。恐れ多くも私が発掘調査の指揮なんかしていたわけだが、おじさん途中からだんだん元気がなくなってしまった。
「夏休み発掘いきましょうよー」
などと電話かけるんだが、
「腰が痛くて起きられない」
なんていうことがあった。
そんなことってあるのか?防大卒だよ?

卒業はしたものの、卒業後は大学で姿を見ることはほとんどなかった。

でも、今ならわかるよー。


私は当時のおじさんより10歳も若いし、自衛隊じゃないけれどあっちこっち痛いよー。
目も老眼になって、教科書とか読むのめっちゃ大変。
記憶力も、子供の頃は文章は1回読んだだけで全部記憶できたのに、今は100回読んでも忘れる。まあ、本気で100回は読んではないけどな。

だから、勉強は若いうち!


まあ、若いときはそういうことは話に聞いてはいても、自分の身に起こるなんてことは考えてなかったけどな。

38歳で子どもを産んで、それから看護師になって、黒歴史でしかないんだがサッカーとフットサルの審判もやった。サッカー経験のない自分にとって少年サッカーとはいえ主審をやることは人生最大のチャレンジだった。
50歳になってからIELTSの勉強して、カナダに親子留学に来たわけだが40代では色々やったと思う。

社会人あるいは定年後に大学に入りなおす、って人生100年時代、全然遅くないとは思うけれど、勉強は20代の頃の倍くらい大変だ(私の体感で)。
それも、しっかり受験勉強をこなしてきてテスト対策などは得意中の得意な私でもだ。

だから、留学とか新しいことにチャレンジしたいけど一歩踏み出せないっていう人は、ぜひ若いうちに踏み出してほしいと思う。
50代60台でもチャンスはあるけれども、マジ疲れる。ほんとに。

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