冬の海で蜃気楼が見えた
先日バンクーバーに行ってきたのですが、フェリーの船上から蜃気楼が見えました。私は海を見るのが好きで、フェリーに乗るたびにデッキに出て外を見ているのですが、この日は気温マイナス10℃という冷え込み。ナナイモ港を出港後まもなく、バンクーバー方面を見ると、陸地が海の上にぽっかり浮かんでいるように見えました。まさかな?と二度見しましたがやはり、バンクーバー方面の陸地が海から少し上に浮かんで見えるのです。ですが、他の乗客は特別驚くこともなく外の景色に注目することもありません。
これ、普通なのか?と思ってフェリーにしょっちゅう乗る人に聞いてみたけど見たことないとのこと。そもそも、冬はどんより曇ったり雨だったりで遠くまで見渡せることなどないのです。晴れた日に数年に一度あるかないかのマイナス二桁台になったので、蜃気楼が見えたと思われます。
真冬の極寒のフェリーのデッキは、強風で目を開けていられないほどでしたので、スマホではうまく写真が撮れなくて残念。
フェリーターミナルからダウンタウン方面へ行くハイウェイ沿いに見事な崖が連なるのですが、そこに染み出した雨も全部凍っていて氷瀑みたいになっていました。凍結融解を目の当たりに見た感じです。
普段暖かい冬を過ごしているので、珍しいものが見れました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?