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カナダの店員はたまにむかつく

先日ホームセンターのガーデニングコーナーにいたときのこと。
売り場を小型犬がちょろちょろしていたので、飼い主とはぐれたのかな?と思っていたら、品出しをしている店員の犬だった。
お店の店員もペット同伴OKなのかい!しかも放し飼い。まあ、私は犬好きだからいいけどさ。
「行儀いいのね」
というと
「そうでしょ!」
と笑顔。
で、カナダあるあるなんだが、私が見たい場所にカートを置いているので、花の苗がよく見えない。これが日本だったら、察してすぐによけてくれたり、お取りしましょうか?と聞いてくるところだ。仕事は忙しそうでもないのだが、特に何もしてくれるわけではない。まあ、それほど鮮度が良くないので頼んでまで見てみようと思わなかったのでそのままにしている。

高齢の女性が、買い物カートを押して通路に入ってきた。品出しのカートが邪魔で通りにくい。そばにいた私が、品出しカートを動かしてあげようかと思ったが、店員もすぐそばにいる。なんとかするだろうと思っていたら、ただ見てるだけ。
おばあさんは、なんとか狭いところを通り抜けた。

「Good driving!」


と店員。
応援だけかよ!

いろんな店員がいるもんだ。

私がよく買い物に行くSave-onの店員は概ね丁寧だ。
品出し中でも、すぐによけてくれるし商品を探しているときは、すぐに対応してくれる。ただ、袋で買った玉ねぎが半分以上腐っていて取り替えてもらいに行ったとき、日本だったら
「申し訳ございません。すぐにお取り替えいたします」
と言って取り替えてくれるところだが、こっちは、
「これ腐っていたから、取り替えてください」
「取り替えていいよ」
以上。
謝罪もなければ、返品をどこに置いたらいいかの案内もない。
自分で、売り場に行って良さげな袋を取ってきた。
「返品するやつどこに置くの?」
と聞くと、
「その辺に置いといて」
だって。

その辺に置いたあと、腐った玉ねぎがどうなるかはちょっと気になったが、「腐っていたから返品」
というのが珍しいのかな?と思った。
なにしろ、カナダのスーパー、袋の野菜の鮮度が悪い。最初からいくつか腐っているのは当たり前。青梗菜の葉っぱが黄色みがかっている。サラダのほうれん草が溶けている。レタスの色は最初から赤みがかっている。もやしは、汁がでてるものも平気で売られている。(ちなみに近所のSave-onのもやしは新鮮です。)試しに、腐っているように見えるものを食べてみたら、やっぱりお腹を壊した。

日本では「申し訳ない」「店側の落ち度」とされることも、
こちらでは、
「ちゃんと見て買わない方が悪い」
「腐ってて何が悪い?」
「腐ってる部分を取り除けばOK」
という感じなのかも。

レジでぺちゃくちゃおしゃべりしてて、レジの故障に対応してくれない場合もかなりある(特にメトロバンクーバー)。うちは田舎なので、レジの人が暇すぎるのでトラブルにはすぐ気づいてくれる。また、若者が少ない街なので、高齢の店員が多いのだが、接客はみな丁寧だ。

結局、いろんな人がいる。
そんな国。カナダ。

行きつけのガーデニングセンター、広大すぎて呆れるほど
ここは専門店なので、品物の質はいい
こんなでかいハンギングバスケット、どこに吊るすの?ってぐらい大きいのがいっぱい

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