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未知のワクチン、帯状疱疹ワクチンを打ってみた

シングリックス。
このワクチン、存在するのは知っていたが自分が打つことになろうとは予想していなかった。

なので、先生に軽~く打ちますか?と聞かれた時、持ち前の貧乏根性により、タダなら「打ちます」と言ったものの、副反応とかは気にしてなかった。
(あいにく、このワクチンはタダではなかった。2回接種で350ドルほどかかるらしい。たぶん、職場のBenefit でカバーされることを信じてるが)

*帯状疱疹(Shingles, Herpes Zoster/ヘルピー ゾースター)とは
 水ぼうそう(Chickenpox)と同じウイルスによる皮膚の病気。子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルス(VZV Varicella Zoster Virus)が神経節に潜んでいて、免疫力が低下したときに現れてピリピリする帯状の発疹を引き起こす。これが、とても痛いらしくて、高齢の患者さんや抗がん剤で弱っている患者さんがかかって苦しんでいたのをみたことがある。見た目も赤紫の水疱がまさに帯状に背中などにできて、グロいしジュクジュクするし薬を塗るのだけれど、ガーゼで押さえないとだし、動くとガーゼがずれるしで、本当にお手上げでした。何が怖いって、顔にできちゃった患者さんが目に感染して頭痛はするし、いつまでもピリピリ痛いしでみているこっちも辛かったんです。

■ カナダでの受け方は?

私の場合は、
 1. 医師が、処方箋を薬局に送付
 2.薬局に行って、薬剤師にワクチンを打ってもらう
    3.Shingrixは2回接種なので、2-6ヶ月の間に薬局に打ちに行く

お支払いは、prescription drug を購入するのと同じ。

BC州のwebsiteによると、

薬局で"買える"とありますので、処方箋がなくても薬局に行って
「帯状疱疹ワクチン打ちたいでーす」と言えばいいのかもしれません。
Fluとか、Covid19と同じですね。なんてシンプルなんだろう。

ちなみに、副作用ですが、
接種部位の痛みと、風邪を引いたような寒気と倦怠感があります。
関節痛もいつもよりある感じがします。
コロナワクチンよりは副反応は軽い気がしますが、似てる。
やっぱり、副反応あるんだ・・・
インフルエンザはなんにも全身症状なかったのに。
2回目は、休みの前日に打とう。

追記:
副反応
接種日の夜から眠気と倦怠感、寒気、関節痛、筋肉痛。薬剤師が言ったようにまさにFluのような副反応。
熱なし。怪しいと思った時点でアセトアミノフェン500mg内服
朝になっても、倦怠感と寒気が続き、朝、昼とアセトアミノフェン内服するが薬の効果は1,2時間ほどで消失。
夜、ロキソプロフェン内服。
もう寝ます。
結構、副反応強い。すでに2回接種済みの看護師の同僚に聞いたが、副反応は接種部位の痛みだけだったとのこと。私は、コロナのワクチンでも副反応が強い方。インフルエンザの予防接種では一度も発熱などあったことないのでちょっと驚いている。
仕事柄、様々なワクチンを接種してきたが、全身性の副反応があったのがは新型コロナとシングリックスのみ。カナダ人って、コロナのワクチンでも、副反応あったとか全然聞かない・・・体の作りが違うのか???

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