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経験を学んだ

夏ぶりのビルボードライブ。今回も、いや、今回は特に、楽しみにしていたのだが…

結論から言うと残念だった。
というのも、アーティストの代表曲は1つも流れず、ゲストボーカルと称された新人または知名度のない歌姫が3人登場して、時間制限いっぱい歌唱したのだ。
おまえ、だれ?
という"不信感"ともとれる冷静さで音楽を聴けば、まったく共感できず、ただただ熱唱で音の割れた声を90分聴かされる地獄。こんな経験は、実に初めてだった。ポジティブにとらえるならチケット代は、まれな経験に課した料金。ふつう、ゲストミュージシャンを鑑賞したときは、いいね!単独ライブ行ってみよ!ってなるよね?まあ自分は今までそうでした。誰かのゲストから単独ライブへ行くようになったミュージシャンは多数。でも今回は違った。主演を完全に食った、まさに巨人のようなゲストだったのでした。主演、目的のアーティストに対する印象は、1ミリも残っていません。バックミュージシャンの中のひとり、そんな影の薄い存在でした。途中で帰った山崎まさよしファンの気持ちが、少し解ったかな。

経験という自分史の時間は大事です。

そもそも、彼の場合は、新人ボーカリストをプロデュースするという経験値が浅いっていうのもあるかもしれない。

そこへ行くと、昼間に寄った美術館で開催されていたコシノジュンコ展は面白かった。

滞在時間の都合で寄っただけの展覧会だったけど、60年代から現在までの彼女の仕事の歴史が細かく紹介されていて、居心地が良かった。装苑賞を獲った作品から今日まで、彼女の作品はずっと尖っている。70‘万博から資生堂のポスターや近年の歌舞伎衣装に至るまで、洗練されて鮮やかな色彩はそのままだった。積み重ねた経験は大事。

クリスマスマーケットへも少し寄ってみた。
今年が初開催らしく、事前にネットで調べてから行ってみたのだが、2023限定マグカップが売り切れていて、これは!!と思った。クリスマスまでまだ日があるのに早くも売り切れとは。
ただし、各テナントでの販売はあって私もドリンク付きで買えたんだけど、比べてみると博多のクリスマスマーケットが先輩だけあって、上かな。値段や売ってるグッズも含めて。博多はまた行きたいと思える雰囲気だった。てんしばも経験を積んで欲しい、と偉そうに言います。

最後に、クレーンゲームもした。
これもそうで3回目にコツがわかった。
まともに勝負すると取れない。客観視して、取ることだけを考えて、クレーンの動きをよく見ること。どんなしょーもない景品でも取れたら嬉しい。


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