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CEO杉本のnote

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シェルパ・アンド・カンパニー株式会社代表 杉本のnoteです。金融業界から独立して起業した経緯や主力サービス「SmartESG」リリースまでのエピソード、企業制度づくりの裏側など…
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サステナビリティとテックの融合で企業価値向上を目指す新たな挑戦――S&P Global元ESG Solutions日本ヘッドの中久保菜穂が語る、なぜ今シェルパに参画するのか【CEO × CEIO対談】/後編

2023年7月、Vigeo Eiris(ESG評価機関)アナリスト、デロイトでのESGコンサルタント、 S&PグローバルでのESGソリューションズ日本ヘッドなど、ESG分野における経験が豊富な中久保菜穂氏を、チーフイノベーションオフィサー(CEIO)として迎え、SmartESGのサービスをさらに発展させていく。CEOの杉本氏とCEIO中久保氏は、テクノロジー(AI)とESG情報開示でどのような挑戦をしていくのか、対談の様子(後編)を紹介する。前編では、中久保氏がどのような経緯

サステナビリティとテックの融合で企業価値向上を目指す新たな挑戦――S&P Global元ESG Solutions日本ヘッドの中久保菜穂が語る、なぜ今シェルパに参画するのか【CEO × CEIO対談】/前編

近年、気候変動に伴う災害が多発するなど、サステナビリティに関するリスクが顕在化しており、企業経営におけるサステナビリティの取り組みへの重要性が増している。今年6月にはISSBの開示基準が正式に発表されるなど、欧米をはじめ日本でもESG情報開示の規準やガイドラインが整備され、ESG投資も拡大している。 一方、企業のESG取り組みに対する社会の期待が高まるにつれ、多くの企業が信頼性の高いESG情報開示や外部評価の基準への対応に課題を感じている。 シェルパ・アンド・カンパニーでは

シェルパのパーパスを定義しました

順風満帆…ではなかった。ミッション見直しのきっかけ最近ありがたいことに、会う方にこう言われることがよくあります。 「順風満帆ですね。」 確かに、半年前に「SmartESG」の正式版をリリースして以降、導入企業の数は右肩上がりに伸び続け、直近の導入企業様の時価総額合計は30兆円を超えました。 現在の日本の上場企業の時価総額計は約800兆円なので、ローンチしてから半年で市場の約4%をカバーする形でプロダクト提供ができており、我々が当時定めた「サステナビリティ・ESG経営をテ

シェルパとSmartESGが実現したい世界の話

はじめまして、杉本淳です。 シェルパ・アンド・カンパニーの創業者、CEOです。 先日、ジェネシア・ベンチャーズ及び個人投資家からの外部資金の調達と、弊社が開発しているESG経営推進クラウド「SmartESG」のβ版のリリースを発表しました。 我々はいわゆるシードラウンドから、シリーズAを目指すフェーズにあるスタートアップです。 こちらが資金調達についてのリリースです。 2020年1月から事業を開始し、先日の発表に至るまで約2年半、思い返してみれば様々なことがありました。