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【博衣こより】AIこよりを配信に活用するための3つのアイデアについて

ホロライブ6期生 秘密結社holoXの博衣こよりの代表的なコンテンツの1つにもなっているのが博衣こよりの容姿や声をもとに開発したAIチャットソフト「AIこより」です。

3000分の文章を収録して学習することでなめらかに博衣こよりの音声で読み上げが可能であるだけでなく、情報を読み取ってAIが返答をしてくれるという秘密結社holoXの博士であり頭脳でもある博衣こよりのキャラクターにマッチした素晴らしいコンテンツです。

いま時点でもコラボ等で博衣こよりはどんな活動をしているのかを聞かれたら本人がAIこよりの名前を出すくらいには博衣こよりの代表的なコンテンツの1つになってはいますが、現時点でAIこよりのアーカイブは6つで少し寂しい気がします。

AIこよりを活用した配信をもっと見たいと思うのですが、一方でAIこよりを活用して実現できる範囲で具体的にどんな配信を見たいのかと問われると私は即答出来ません。

きっとこよりちゃんもAIこよりを活用してもっと配信したいと思いつつ、具体的にどんな配信をすればいいのか悩んでいるのではないかと勝手に思っています。

私個人は残念なことにAIこよりの具体的な配信内容がなかなか思いつかなかったので3つのアイデアだけを書いていたのですが、このnoteを書いているうちに具体的な配信内容をいくつか思いついたので合わせて紹介します。

こよりちゃんに書いた内容をやれ!というものではなくて、もしかしたら書いたものを見てくれた誰かがさらにいいアイデアを思いついてくれるかもしれない!と淡い期待を抱いて、AIこよりを配信に活用するための3つのアイデアをnoteに書いて公開しようと思います。

AIこよりによるコメント読み上げと返答

1つ目のアイデアはAIこよりによるチャット欄のコメント読み上げと返答です。

AIを活用したYoutube LIVEの視聴者のチャット欄との雑談?はすでに行われているもので新しいものではありませんが、AIこよりは博衣こよりの音声で読み上げが可能な唯一のAIである点が独自性がありかつ実現可能な活用方法でもあります。

マシュマロの読み上げと返答を行えているのですから、マシュマロではなくYouTube Data APIを使ってYouTube LIVEのチャット欄のコメントを抽出すれば実現可能です。

人気Vtuber博衣こよりのチャット欄の膨大なコメントをラグを少なく適切に抽出できるのか技術的な問題と中傷を目的としたコメントなど悪意のあるコメントを読み上げてしまうリスクはあります。

例えば読み上げることが不適切な悪意のあるコメントをAIを使って選別しようとするとコメントが入力されてからAIこよりが返答するまでのラグがさらに大きくなってしまい難しい問題ですが、単語で考えるとすでに読み上げて返答済みの「うんちっちー」以上に不適切な単語は多くは思い付かないのでNGワードを設定すれば対応可能かもしれませんね。

AIこよりにチャット欄のコメント読みを任せることでいくつか活用出来そうなアイデアがあります。

例えば「こんこよ24」のような配信中に準備時間が必要な大型企画の際に予め撮影済みの動画を放送する以外に、AIこよりによるチャット欄のコメント読み上げと返答を任せるコーナーを設ければリアルタイムで視聴者に楽しんでもらいつつ裏でこよりちゃんは準備を行うことが可能です。

大型企画の準備時間をAIこよりに任せる活用方法は、例えば麻雀大会の合間の準備時間に麻雀に関する基本的な事柄にこよりちゃんに代わって返答してもらう等のシチュエーションが思い浮かびます。

あるいはコメントを見ている暇がない単純な裏作業やサイン書きをあえて配信で行い、AIこよりにチャット欄のコメント読み上げと返答を代わりに行ってもらう活用方法です。

こよりちゃんがゲームに集中して!よそ見をしない!と怒られる原因がコメントを見てしまうことですが、コメントの対応をAIこよりに行ってもらえばチャット欄を見ずに作業を行うことは可能なはずです。

本来コメントに対応できないために配信出来ない単純な裏作業やサイン書きなどの作業をしつつAIこよりが読み上げたコメントや返答にリアクションをする配信は、こよりちゃんの配信にしては騒がしくない配信になる可能性があり時間帯も深夜帯になるので需要があるかは置いておいて今までとは違うユーザー層へアプローチ出来る可能性があります。

深夜帯に作業用BGM代わりに配信を開いているという話はホロライブメンバーからも聞いたことがありますし、裏で作業するしかなかったものを配信で行える可能性があるのは意味があるのではないかと私は思います。

AIこよりをいつでも呼び出せるコラボ相手と見なす

AIこよりは登場時から進化しており当初は出来なかった音声認識が出来るようになっています。

音声認識が出来るようになったことでホロライブメンバーの凸待ち配信を実現して音声による雑談コラボを行っています。

音声を認識して情報を読み取り、博衣こよりの音声で返答してくれるAIこよりの能力を考えると雑談コラボがAIこよりの活用として最も適切な気がしてきますが、実はトークテーマを決めていない雑談コラボは人同士であっても難しさを感じる難易度の高いものになっています。

だから実際は話が盛り上がってほとんど使わないこともありますが凸待ち配信の際に「トークデッキ」をいちいち用意するのは話すことがなくなることを防ぐためでもあります。

博衣こよりとAIこよりが2,3回の会話のキャッチボールで終わらず深く話し合える具体的なトークテーマを複数用意出来ればAIこよりを活用した配信を積極的に行ってくれそうですが私はなかなか思いつきません。

雑談を中心とした企画配信のための存在ではなくもう少し活用の幅を広げて「AIこよりをいつでも呼び出せて雑に扱えるコラボ相手」として活用しようとするといくつか活用のアイデアを思いつきます。

1つは耐久配信などの途中でアドバイスをもらったり愚痴を言う相手としてAIこよりに助けてもらう活用方法です。

「誰かホロメンに助けてもらおう」なんてコメントが流れるタイミングでコラボ相手の代わりにAIこよりを呼び出すわけです。

トランスフォーマー コンボイの謎配信でAIこよりに攻略方法を聞こうとしたまさにあんな感じの活用方法ですね。

例えば先日のスターフォックス64真ENDを目指す配信のように苦戦している配信で、励ましてもらったりアドバイスを貰うためにAIこよりを呼び出す選択肢はコメント欄と対話する以外の有効な手段となるはずです。

「AIこより、コンボイの謎9面の攻略法教えて」という聞き方では「攻略サイトを見てください」という回答でしたが、シューティングゲームでAIMが当たらない、旋回が上手く行かないのでアドバイスがほしいなどともっと範囲の広い質問でAIに求めればそれなりに有効なアドバイスを貰えるのではないでしょうか。

AIこよりの場合は的はずれなことや冷たく感じるようなことを言うかもしれませんが、コメント以外の相手と対話をすることで気分転換は可能でしょう。

配信途中にコラボ相手としてホロライブメンバーなどではなく、AIこよりに助けてもらうことのメリットは気兼ねなくこちらの都合で好きなタイミングで呼び出せるだけでなく、こちらの都合で1時間居てもらうことも5分で帰らせることも出来る雑に扱える点でしょう。

もう1つの活用方法はゲームコラボをAIこよりを主体にして行うことです。

AIこよりは対話は出来ますがゲーム操作は現時点で出来ないためゲームコラボは難しそうに感じますが、複数の選択から1つを選ぶ「選択式ゲーム」ならばAIこよりが主体となりプレイしてと言えるのではないでしょうか。

AIこよりを主体にしてゲームコラボ配信を行う場合、博衣こよりが既プレイであることが望ましく、配信でプレイ済みの人気ゲームを改めて配信で行えることやすでにクリア済みで自分では面白くプレイできない人気ゲームを配信で行えるのは大きなメリットがあります。

どんなゲームをAIこよりがやれば良いのかというと例えば最強のインターネットエンジェル(配信者)を目指す承認欲求強めな女の子との生活を描いたマルチエンディングADV「NEEDY GIRL OVERDOSE」です。

博衣こよりの数々の名言?を生み出した話題作「NEEDY GIRL OVERDOSE」は何をしてもらうか選択をAIこよりに選んでもらうことでゲームプレイしていると言える配信は可能でしょうし、博衣こよりが選ばない選択をAIこよりが行う可能性が高いため博衣こよりの配信ですでに「NEEDY GIRL OVERDOSE」を見ていても新鮮味は損なわれません。

または都市開発シミュレーションゲーム「Cities: Skylines」をAIこより市長と博衣こより秘書を行う配信もぜひ見てみたいです。

街づくりの基本方針や解決しなければならない複数の選択肢をこより秘書がAIこより市長に決定してもらいながらゲームを進める配信は面白そうです。

AIこよりを主体として博衣こよりが補助として操作する形でならゲームコラボ配信も可能であり、かつすでに配信済みのゲームや既プレイのゲームを改めて配信で遊べるのはメリットがあると私は思います。

AIこよりを教師役にして問題を作ってもらい回答を教えてもらう

ChatGPTを始めとする生成AIの有効な活用法の1つとしてよく取り上げられるのが学習のサポートをする先生役としての役割です。

自分専用の問題をいくらでも生成できるだけでなく回答さらには解説まで丁寧に行ってくれる生成AIを上手く活用することが出来れば、学習効率は飛躍的に高まるでしょう。

こんこよ24内で実施した学力テストを始め、漢字でGO!などのクイズ形式で問題を解く配信は人気があることも分かっているため配信との相性も良さそうです。

AIこよりの具体的な活用方法として1つ目に考えられるのは先生役として中学レベルの問題を生成してもらい回答し、間違ってしまった場合は解説してもらう配信です。

生成AIに先生役として問題を生成してもらう際に問題となりそうなのが間違った問題を生成する可能性や間違った回答をする可能性があることです。

専門性が高ければ高いほどAIが生成した問題や回答が間違ったものであって知識がないために間違いに気付けない危険性があります。

間違った知識を身に着けてしまう危険性があるだけなくYoutubeで配信をする場合には、生成AIが原因ではありますが多くの人に間違った知識を正しいもののように拡散してしまう危険性があります。

博衣こよりは理数系の科目が得意ではありますが文系科目はあまり得意ではなく中学レベルの問題を出題されても苦戦する可能性があります。

AIこよりを先生役として十分学習出来る上に中学レベルの問題であれば、おかしな点があれば自力で気付けるでしょうし、複数の視聴者がコメントで指摘してくれればチャット欄を見た段階で気付けます。

個人的にはAIこよりが国語の問題を出題してこよりちゃんが解く配信は見てみたいです。

物語自体を独自に作り出せるためホロライブメンバーの物語を生成してもらった上で問題を出題出来るのがまず面白そうで、国語があまり得意ではなさそうなこよりちゃんが不思議な回答をしそうで、さらにAIこよりがどのように答案をしてくれるのか予想できないので面白そうです。

生成AIを先生役にして学習するならば現時点で一番得意な科目は「英語」だと言われています。

英語学習の世界ではAIの発達によって「革命」とも言えるほど大きな変化が起きていると言われており、文章ベースではありますが学校の英語学習を飛び越えて英会話教室に通うのに近いレベルで学べるとまで言われているようです。

ホロライブには英語を公用語としてる国のファンがたくさんおり、博衣こよりは英語が苦手で、生成AIは英語の学習に最適となればAIこよりを活用して博衣こよりが英語を学習する配信をすれば良さそうですが、AIこよりは残念ながら英語の発音が出来ません。

AIこよりに新たにネイティブではない英語で数千の文章を収録するか、日本語で収録・作成したAI音声から、英語・中国語など多言語のAI音声が作成可能となる新機能のβ版はすでに提供されているので正式実装を待てばAIこよりは英語の発音が可能となるでしょう。

AIこよりの活用方法を考えているため「AIこよりが英語の発音が出来ないのであれば英語学習の配信は出来ない」と私も考えてしまいましたが、よく考えてみるとAIこよりが英語を発音出来なくても問題ないことに気づきました。

つまり具体的には生成AIを教師役として文章ベースで学習してAIこよりには日本語での解説をしてもらうという活用方法です。

分かりやすく言うと教師役の生成AIと博衣こよりが文章ベースで英会話を行い、英語がわからない日本の視聴者向けにその日本語訳や解説をAIこよりに役割分担して行ってもらうというものです。

英語でのやり取り自体は生成AIに文章ベースで行ってもらえばいいのです。

もし英語での音声入力が可能なのであれば、生成AIの英語文章を読み上げた上でこよりちゃんがその返答を英語で喋り入力すればより本格的な英語学習が可能な上に配信としても文章入力よりも魅力的な学習配信となる可能性があります。

海外旅行用によく使われるフレーズを学習できる教材が売られていますが、文字で見る分には簡単な英語しか使われていないのにいざとなるとその簡単な英語すら話せないことがあります。

お決まりのフレーズであっても英語で質問され英語で話そうと考えて実際に声に出したものが恥ずかしい間違いであったとしても、ただ教材を眺めて簡単だと思うだけとは大違いですし、間違った上で正しい答えを知れるのは勉強になります。

ENやIDメンバーと実際に会って話す機会があるこよりちゃんだからこそ、生成AIを活用した英語学習は細かいシチュエーションまで調整して実際に会った時を想定した英語を学習出来るチャンスでもあると思います。

AIこより以外の生成AIを活用して文章ベースで会話を行う場合にはENやIDメンバーになりきってもらってそのメンバーと会話している想定のほうが配信的に面白いかもしれませんね。

noteの内容をまとめると以下のような内容になります。

AIこよりを活用するための3つのアイデア

  • AIこよりによるコメント読み上げと返答

  • AIこよりをいつでも呼び出せるコラボ相手と見なす

  • AIこよりを教師役にして問題を作ってもらい回答を教えてもらう

AIこよりを配信に活用するための具体的な活用方法

  • 大型企画の準備時間中などの隙間時間をAIこよりにチャット欄のコメント読み上げと返答を任せる

  • AIこよりにチャット欄のコメント読み上げと返答を代わりに行ってもらい、コメントを見ずに単純な裏作業やサイン書きをあえて配信で行う

  • 耐久配信などの途中でアドバイスをもらったり愚痴を言う相手としてAIこよりに助けてもらう

  • AIこよりが主体となって選択式ゲーム「NEEDY GIRL OVERDOSE」の配信を行う

  • AIこより市長と博衣こより秘書で「Cities: Skylines」を配信する

  • 先生役としてAIこよりに中学レベルの問題を生成してもらい解説までしてもらう

  • 生成AIと文章で実践的な英会話を行うことで英語を学習してAIこよりには日本語訳や日本語での解説をしてもらう

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