ゲームデザイナーとレベルデザイン

僕はゲームデザイナーみたいなことをやるゲームプランナーで業務の一つとしてレベルデザインもやっている。たぶん・・・そうだとと思う・・・かな?(謎)

正直、この言葉の意味するところが人や組織、地域によってバラついていて、扱いに困るところがある。

とりあえず自称してる人もいればキッチリ言葉を定義して自分を説明している人もいて、聞く側としてもやりづらいし自分の職業や仕事を説明するときにも雑に使うと誤解されそうだし、気を遣うと回りくどくなりがち。

そんな言葉だけど、

最近は「パラメータ調整がレベルデザインではないぞ」という言葉をほうぼうで聞くようになった。

ええ、ええ、そうですねぇ、としみじみ思う。

ゲームプランナーが考えるべきことはそこではない。目を向けるべきは、ただ数値を見て丁度いいところを探す、ではなくその前にある「なぜそうするべきか」とか「どうしたいのか」である。意味付けや解釈、理屈、思想があってこそそれに合致した「丁度いい数値」が決まる。

人間は自分の世界を言葉で区分し、未定義の領域は基本的に知覚しない。

だからレベルデザインがパラメータ調整だとみなしてしまうと、それしか目を向けなくなり他に重要なものは何もないかのように錯覚してしまう。

レベルデザインに限らず、そのことだけに詳しくなるにとどまらず、それを取り巻く世界ごと詳しくなっておくことが大切だと思う。



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