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【令和の方違え@フランス】⑩一緒に生活する友の目で見るわたしたち夫婦

自分たち夫婦が家でどうであるのか、客観的に見たことはあるだろうか。

「方違え」で3カ月の予定で友を迎えた。
プライベート空間の日常に他者を迎えたことになる。

18年近く連れ添った夫と、23年来の友。
わたしは普段通りにリラックスして過ごせて心地よい。
よく見せようとすることもない。
夫も友人をよく知っているので、気楽に過ごしている。
昼はクレープを焼いてくれた。

友人の視線で見ると、夫はわたしをとても好きらしい。
わたしも夫をとても好きらしい。

そうなんだ。倦怠期の夫婦には見えないんだ。
彼女はたくさん写真も撮ってくれる。
写真の中の夫もわたしも幸せそうだった。
わたし、結構幸せそうだなと思った。

わたしたちの写真を撮られるのは、たいていは夫の家族と一緒のときで、いつもどことなく写真の中のわたしはぎこちないのだ。それでちょっと心配していたんだ。
夫の家族は良い人たちで良好な関係を築いているのに、そんなに幸せそうじゃない。わたしは意外と幸せではないのかも?なんて思ったりしていた。

でも、家にいるときはかなり幸せそう。
友達のおかげかもしれないけれど、夫とも仲良さそうだ。
写真を見て安心したというのも変な話だけれど、わたしは安心した。

今日は夫とわたしと友人。3人にとっての初日。
これから日数を重ねることによって別の面も見えてくるかもしれない。
普段見ない視点で生活を見ることになる。
「方違え」って人生にとって興味深い時間だ。

こんなに面白いのだもの。じっくり味わって良かったら宣伝していきたい。
方違え、そのうちブームになるかもね。


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