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【令和の方違え@フランス】⑫無邪気な時間

友人が「方違え」に来てから、毎日笑って過ごしている。
友人は観光でも仕事でもなく、「ただそこで暮らすこと」が目的なので、今を生きている。
時間に追われることもなく、役割に縛られることもない。自由だ。

今朝は二人でシラノを連れて2時間半も散歩してしまった。
川辺のベンチで休んだり、カフェに寄ったりもしながら、おしゃべりして、笑って、のんびりとぶらぶらした。

こののんびり感、一人で作れるものとはちょっと違う。

1人より、友と一緒の方が楽しいのだ。安心感もある。

シラノもリードをはずしても先に進んでいかない。
ちょっとの間ぶらぶらしていたが、しばらくするとベンチで横になっているわたしたちの元へ戻って来た。

一緒が楽しいね、という気持ち。

なんで今までこのアイデアがなかったのだろう。
わたしがやっと方違えする方を迎えるにふさわしい人間に成長したということだろうか。
「人生に方違えを!」今はそんな気持ちだ。

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