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【バルビゾン】ミレーの家

画家のミレーが、数週間の予定で訪れ、気に入って生涯を過ごすことになった家が博物館になって残っている。
「落穂拾い」や「晩鐘」を生んだアトリエ。

ミレーは外では簡単なデッサンのみで、画架を持ち出すことはなかったそうだ。
すべての傑作はここで生まれた。

現在残っているのは、アトリエとして使われた建物。
住居用の別棟があったが、今はない。

博物館としての体裁を整えるためか色々な絵が飾られ、どこまでが当時のままかわかりにくい。
アトリエ用だから、もともとたくさんの絵がかけられ、雑多だったのかもしれない。

名画はルーブルはじめ美術館に移されている。

ミレーはどのようにこの空間を歩いたのだろうか。
どのような言葉を発したのだろうか。

庭は夫人がトマトなどを育てた。
モネのように庭が創作の源となることはなかったという。

デッサンがいろいろ見られるのが魅力。
バルビゾン派の画家たち。
この部屋で名作は生まれた。
デッサンを元に絵が描かれた。
こういう額を家に飾っておきたい。
いろいろな画家によって描かれたバルビゾン。
夫人が農作業をしている様子。子供たちも描かれている。
ミレーには9人の子がいた。

バルビゾンの数少ない博物館の1つなので、訪問は必須。

自分が描きたい題材があり、創作の場所を見つけたミレーは幸せだったに違いない。

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