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【一時帰国2023春】⑧ご近所国際親善withカメルーン人

近所を歩いていたら、アフリカ人の若者が道端に立っていた。
両親の家までもうちょっとあったから、まったくのご近所ではない。

けれども、そこに見かけない外国の方がいたならば、どうして声をかけずにいられようか。

少し通り過ぎたのを、戻って話しかけた。

Watashi「こんにちは」
Kare「こんにちは」
W「わたしこの近くに住んでいるのですが、あなたはお仕事で日本に来られているのですか?」
K「?」日本語はまだ得意ではないようだ。
で、聞いたら英語とフランス語を話すと言うので、フランス語で話してもらうことにした。

彼はカメルーンから技能研修生として来ているのだそうだ。
目の前の一軒家に住んでいるという。3か月の滞在とのこと。
好青年。育ちがいい感じがする。

わたしは普段はフランスに住んでいるとか、アフリカのジブチにいたとか、そんなことを簡単に話す。

「じゃあ、アフリカのことよく知っているんだね」と持ち上げてくれ、「ここに住んでるから、前を通ったら寄ってね」と言ってくれた。

寄りたい。知り合いになりたい。できたら日本人としておもてなししたい。
短い一時帰国で、その時間があるのかはわからないが、できたら地元の同級生なども含めて、交流できたらいいなと思う。

家に戻って母に話すと、そのあたりに何人か住んでいるそうだ。
母は言葉がわからないから笑顔で会釈だけして通ったというので、「次はボンジュールと言ってみたら?」と薦めておいた。「ハロー」でもいいけど、母はちょー--とだけフランス語を話すので、せっかくだから話したらいいじゃない?

若者たちが日本で楽しい時間を過ごしているか、近所の人は親切か、気になる。
せっかく遠い国まで来てくれたのだから、良い思い出をもって帰ってほしいもの。
なにかできることがあるといいな。さあ、なにをしよう。






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