見出し画像

オータン大聖堂@フランス

12世紀建立。修復や増築を重ね、19世紀以降ステンドグラスも新しくなり、どこを見ても立派で圧倒される。
ブルゴーニュ公国というところは、ずいぶん豊かだったんだなあ。

大聖堂のあるオータンはローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの命令によって建設された。ローマ時代の遺跡がしっかり残っている。
長い城壁、ローマ劇場。

オータン全体が歴史が重なり合って力強い。
ほとんど知識なく行ってしまったので、歴史や建造物の力強さに圧倒された。

ローマ時代の城壁の上に、12世紀にさらに重ねて高くした城壁が数キロに渡って続いたりしているのだ。

石を上に上に積み重ねていった人たち。
大聖堂の装飾部分も見事だけれど、これだけの石を積み重ねさせることができた公国の威力というのは、すごい。


大聖堂内に、日本人フレスコ画家の高橋久雄さんが修復を引き受けた作品があるので、それが見たくて訪れたのだけれど、フレスコ画はいくつかあって、どれがその作品かわからなかった。たぶん正面左のこちらではないだろうか。

寒い寒い日で、オータンの街も大聖堂もじっくりと心落ち着けて見ることができなかった。
高橋久雄さんに会いに行くのが目的だったので、街や建築物は改めて。
今度は暖かい季節に訪れたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?