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介護保険の行末

2023年6月14日に全会一致で認知症基本法が可決されました。

これまで、オレンジプラン、新オレンジプラン、認知症施策大綱と変遷がありましたが、ようやく法案可決となりました。

これからは、認知症当事者の尊厳を保持し、意思決定を支援することが明記され、共生社会をどう実現していくかが大きな鍵となります。

国、都道府県、市町村が、当事者や家族の意見を聞いて計画を作成することにもなっています。

これからこの法案が施行され、来年の4月に医療・介護・障害の同時改定が行われます。また、16日には骨太の方針2023が閣議決定され、介護報酬減、利用者負担増の懸念があります。我々介護事業所がどの方向に向けて、どう対処していけば良いか、真剣に考えて取り組まないと、施設の存続にも影響する状況です。

防衛費増、LGBT法案の陰で社会保障費、介護報酬に皺寄せが来ることに、さらに声を上げていく必要性をひしひしと感じます。

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