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【日本ドラマ】2023年秋ドラマ、結局なに見てる?

いやー最近バッタバタで、note書くどころかいくつかのドラマを見るのがやっとでして。
今、ちょっとした旅に出ていて、生活リズムが違うから逆に書く時間ができた感じです。

「結局なに見てる?」をやっていなかったので、この機会にやります。
秋ドラマももう半分くらい終わってるのかな?

秋ドラマなに見る?はこちら。

今回、結構予定と違ってしまいました。

視聴必須を自らに課している不倫ものは全滅。
BLも今期のはなんか無理でリタイア。


『ブギウギ』

毎週土曜日にまとめて見ている。今週はまだなので、東京編はまだ見ていない。今日中に見なければ。
この時代に興味があるし、キャスト、特にスズ子の家族がいい感じ。
蒼井優さんは、昭和初期の女優さんを意識しているのだろうなあという役作りだった。
ところで趣里さんの声、特に歌うと伊藤蘭さんにそっくり。歌を聞くまであまり気づかなかったけど、オープニングの曲を聞いてそう思った。

『セクシー田中さん』

なんか見ちゃってます。
自己評価のとても低い田中さんと、そんな田中さんに勇気づけられる朱里。逆に田中さんは、そんな朱里によって自分の価値を発見して行く。
男から軽く見られることについて半ば諦めて、イメージに合わせるように生きていた朱里が、自分を貫く田中さんによって目覚めて行く姿は、ドラマを見ている女性を勇気づけると思う。
原作を読んだ方からの否定的な感想もちらほら見えましたが、私は原作読んでいないので、これはこれでおもしろいと思う。

『コタツがない家』

コメディ演出だから、全体的に少し大げさな感じだけど、内容的には結構リアル。熟年離婚したあと娘の家に転がり込む父、才能あるけど働かない夫、推薦で行ける大学への進学を拒む息子、これらが一度に来ちゃっているから構造的にも大げさになっているけど、個々の状況は全然ありうる話。ある程度の年齢に達した女性に降りかかって来る問題をいっぺんに見せている感じですね。第4話の息子の発言なんかもう、我が子に言われたらどうしようと思うわ。働く以外の選択肢がない母はどうしたらいいの?
この問いに、第5話以降で脚本の金子茂樹さんはどう答えるでしょうか。

『ゆりあ先生の赤い糸』

『コタツのない家』と似ているかと思いきや全然違う物語。
まとめて背負うのは同じだけど、ゆりあに降りかかる問題は、基本、夫由来のもの。夫は突然介護が必要な状況になり、その夫には愛人(たち?)がいた、しかも子どもも夫のかもしれないという事実。夫の母はまだ元気ではあるが危うい感じで、夫の妹は言うだけ番長。
こんな状況になることってほぼないだろう、という意味でファンタジックというより、例えば、ゆりあは今は仕事していなさそうだけど、お金はどうしてるんだろうとか(倒れた夫が生命保険に入ってたのかな)、そういう生活のディテールが見えないためにファンタジックな印象を受ける。出入り業者の年下の男の子との恋も、かろうじてこの設定(ゆりあのもだし、優弥のも)ならファンタジックとまでは言えず、まあありうる話ではある。
絡み合った関係性はどうなるのか、ゆりあの恋の行方は、といったところが関心事だが、個人的にはゆりあのファザコンはどうなるのか、が気になる。
(しかし続きがどうしても見たくなる、というほどではない…たぶん見るけど)

『くすぶり女とすん止め女』

モラハラ夫と決別し自立して行くくすぶり女と、いつも二番手であることに飽き飽きして苛立つすん止め女。二人の女がそれぞれ人生にどう折り合いをつけて行くのか。に加えて、モラハラ父にスポイルされたくすぶり女の息子が、自分の人生を取り戻す話でもある。
総じて、他者の基準で生きている人が自分の基準を獲得していく話なんだろうと思う。

『時をかけるな、恋人たち』

演劇っぽいタイトルだなと思っていたら、脚本がヨーロッパ企画の上田誠さんだった。なるほど。
様々な恋と愛の形を各回ごとに見せつつ、全体で廻と翔の恋を追う形。時にほろっとさせつつ、コミカル演出もほどよくて、気楽に楽しめる。舞台でやってもおもしろそう。
「つじつま合わせ」がキーワードで、廻と翔の関係も変えてはいけない歴史の中でどうつじつま合わせるのかが気になる。

『天狗の台所』

これはもう、自然環境と彼らの家と暮らしの空気感を味わいたくて見てる。世界観の勝利。食べ物もおいしそうでたまらない。
料理が始まった時のギターのBGMが、映像に被せているというより現場で響いているような音響で、すごく好き。

* * *

というわけで、今期見ているのは以上の7作品です。
でもどれも続きが気になって…って言うほどではなく。気をつけていないと見逃す勢い。あえて言うなら『ブギウギ』が東京編に入るので、気になるくらいです。

『ハイエナ』はリメイクなので一応見てはいるけれど、どうもな…、ってなって、むしろ韓国オリジナルを見返したい気分になってしまった。
『うちの弁護士は手がかかる』も流し見はしてます。『大奥』は1話の後に見忘れてしまってリタイア。

もしかしてすごくおもしろいのを見落としてるのかもしれませんね。

それではみなさま、よいご視聴を。


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