【映画情報】『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』
昨年12月23日から公開中の『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』。なぜ今さら「映画情報」なのかというと、まだ観ていないから&観るかどうか迷っているからです。
ミュージシャンものはできるだけ観たいと思っていて、観るようにはしているのですが、もう今とにかく腰が重い。出かける気にならないんです。
というわけでとりあえず公式サイトを覗いてみました。
最初に断っておくと、私はことさら彼女のファンというわけではありません。
しかし、「死ぬまでにやりたいことリスト」の中に「Whitney Hustonの『I Have Nothing』を歌えるようになること」が入っています笑。いやもうあれを歌えたら相当気持ちいいだろうな、と。私は「エンダーイアー」より断然こちら推しです。
さて、本作の公式サイトにセットリストが載っていますが、なんと『I Have Nothing』がないじゃないですか。マジですか。
それだけで若干萎えます…
この曲が彼女のファンの中で、あるいは音楽ファンの中でどういう位置づけなのか知らないですが、あんまりアレなんですかね…
noteには移植していなかったみたいですが、以前にブログでこういうの書きました。
『ホイットニー 〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜』(2018)についての感想です。
こちらはドキュメンタリーです。
公開中の『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』をご覧になった方にはお勧めします。
フィクションとドキュメンタリーを合わせて見ると、多角的な視点から人物を捉えられるので、大変興味深く、私は機会があれば両方観るようにしています。(それなら本作も観るべきですね、はい)
『ボヘミアン・ラプソディ』の脚本家による待望の映画化、ということなので、音楽的に見応えのある作品になっているのだろうなと想像します。そして恐らくはあまりネガティブな部分に突っ込むことはしないだろうな、と。それが悪いってことではないです。「最高の歌姫」だった部分を最高に見せてくれる映画も世の中には必要だと思うから。
アレサ・フランクリンのフィクション『リスペクト』(2021)とドキュメンタリー『アメイジング・グレイス』(2018)(両方見たけどnoteに記事書いていないです。いかんな)も、両作観て良かったと思いました。どちらにも描かれていないネガティブな部分はあるにせよ、例えば『リスペクト』を観ることによって、『アメイジング・グレイス』でのアレサと両親(特に父)との間の微妙な空気について察しがついたり。
逆にジェームズ・ブラウンの場合は、ドキュメンタリー『ミスター・ダイナマイト :ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』(2014)の方が光の部分を担い、フィクション『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』(2014)の方がネガティブなところも描いている感じで、これも両方観たことでJBの理解が深まりました。フィクションはミック・ジャガーがプロデュースした作品で、いまはなきチャドウィック・ボーズマンが素晴らしかった。
こちらもnoteには移植してなかったかな。ブログには書いてます(タイトルにリンク貼っておきます)。
本作もおそらく主演のナオミ・アッキーさんが素晴らしいんだろうなと思うし、映画自体がどこまでホイットニー本人に迫るのか、やっぱり気になりますから、多分観に行きます。