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#3 Harry Potter and the Philosopher's Stone

言わずと知れた名作「ハリー・ポッター」シリーズの映画化第1作目。本で読んだ魔法の世界が、違和感なく、まるで実在しているかのように映像化されるのって本当に凄いですよね。

Harry Potter and the Philosopher's Stone / ハリー・ポッターと賢者の石

ハリポタがこんなに世界的に有名な作品になったのは、原作の素晴らしさはもちろん、映画であの世界観を緻密に表現できたからだろうと最近よく思います。原作で細かい情景描写があったといえど、読者一人ひとりが自由に思い描いていた“魔法界”を1つの映像作品にする大変さは、私には想像もつきません。でも、この映像化が成功したおかげで、私たちは魔法界やハリー達登場人物についての視覚的な共通認識を持てたんです。誰もが一度は夢見る素敵な世界観を世界中の人々と共有できて初めて、私たち鑑賞者は一緒にハリー達のいる魔法界に足を踏み入れることが出来るのかな、なんて考えたりします。

"You're a wizard, Harry."

Harry Potter and the Philosopher's Stone

私の一番好きなシーンは、ハリーがハグリッドに連れられて初めてダイアゴン横丁を訪れるシーンです。ダイアゴン横丁への入り方も、賑やかな雰囲気も、マグルから見ると少し不思議な魔法族のファッションも全部が新鮮で、あんなものを見せられたら魔法界の存在を認めざるを得ません!()

ダイアゴン横丁での買い物を終え、何とか9と4/3番線に辿り着いたハリーは、ホグワーツ特急の中で後の親友ロン、ハーマイオニーの2人と出会います。何気なく見ていると微笑ましいシーンですが、この物語の結末を知っていると、あぁこの子たちが魔法界を、人間界を救うんだなぁと感慨深い気持ちになります。

そして組み分けの儀式前、大広間に入る前の階段で嫌な奴代表のドラコ・マルフォイの初登場シーンです!私の推しです!()
マルフォイオタクとしては、もしあのシーンでハリーがマルフォイの手を取って2人が友達になっていたら…、と想像してしまいます。が、そうなると話が進まないので、ポッター君には存分に彼からの友達の誘いを断ってもらいます。

愛では終わらない展開。
だけれども愛が全てを救い、全てを壊すストーリー。

いつ観ても、ワクワクと感動を届けてくれる大好きな映画です。


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