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【ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー】任天堂によるファンのためのファンに向けた映画【感想※ネタバレなし】

はじめに

 前回のnoteでゲームレビュー用の指標の詳細を書くと宣言しました。

 ちょっと撤回させてください。

 この映画の感想を書かなければ、私は落ち着いて夜も眠ることが出来ません。

 最高だった。

 最高すぎたぜ……。


 本当は上映公開日当日に観に行きたかったのですが、スケジュールの都合で泣く泣く別日に……。

 
そして4月30日、観てきました。いえ、観させていただきました。

 この世にマリオが生まれてから40年。
 その40年の歴史から繰り出される途方も無い物量のアイテム。音楽。キャラクター。
 マリオに対するあなたの思い出の全てに語りかけてくるのです。
 マリオを知っていれば知っているほど満足度の高い映画であることは間違いありません。

 遊んだ経験の多少等関係なくマリオが好きなら観てください。
 マリオは間違いなくみんなの、あなたのスーパースターとして活躍してくれます。

感想

 日本で公開されてから一週間も経っていないので、ネタバレや展開予想のできる感想は一切しません。

 もうとにかくこの感情を吐露したくてしょうがないので、ここで吐き出します。

 さっきからめちゃくちゃこの映画を持ち上げているので「ちょっと気持ち悪いなー、神聖視しすぎやろー」と思われるかと思いますが、任天堂ファンを続けてきた身には眩しすぎる世界でした。もうしょうがないです。

 マリオが好きなら感想は「最高!」一択です。

 逆にマリオ・任天堂が好きでこの映画を残念に思うという人は……想像つかないですね。一縷の隙もないというか、隙があったとしてもそれすら利点というか。

 マリオ・任天堂に全くと言っていいほど興味が無く、マリオゲームも遊んだことがない人ならツマラナイと思ってもおかしくはないのかな。
 そういった意味でも守備範囲が異様に広いです。

 映画館のスクリーンに物凄く集中していたようで、全てが終わってスタッフロールが流れた頃に思ったのは「まだ一時間も経ってないよね?」でした。

 時間を忘れてここまで熱中するのなんて、それこそゲームみたいな体験でしたね。

 ここまで熱量の高い感想を見ていると、「自分は大した思い入れなんてものはないからな……」なんて卑下してしまう人も居るかもしれませんが、先程も述べた通り異様な守備範囲でファンを包みます。

 この異様な守備範囲というのは、「マリオ・任天堂ファン」は当たり前で、「マリオを一作だけ遊んだことのある人」「マリオが関わる作品を遊んだことがある人」「昔遊んでいたけど今は遊んでいない人」、この辺も間違いなく楽しめるでしょう。
 異様な守備範囲っぷりを感じた一番の要因は「マリオを遊んでいた人を見ていた人」でさえ楽しめる内容だったということです。

 これ、言っている意味が分かりますか?
 「家事をしながらマリオを遊んで楽しそうな子供を見てきた母親・父親」でさえ楽しめるということです。
 恐ろしいことに、マリオは40年の歴史があるのでその母親・父親もどこかでマリオに触れている可能性があるということです。そうであったなら映画は120%の確率で楽しめるでしょう。

 いくら原作があるタイプの映画でもこんな守備範囲はないですよ。どんだけ力を入れてくれたの。

 本当は好きなシーンやセリフも言いたいし、気付いた小ネタも話したい(小ネタは多すぎてどこから言えばいいのか分からないレベル)けど、一度シンプルな状態で「体験」してもらいたいので話しません。どこかでポロッとこぼすかもしれないけど。

 もう本当に乱雑な文章になっていて、絶対もっと上手くまとめられると思うのですが、あえてこのまま公開したいと思います。

 人って好きな物が超ド級に好きな物だと、それを題材にした映画で泣けます。泣き所じゃなくても泣きます。任天堂ファンの涙腺はガバガバ。

さいごに

 マリオが好きなら絶対に後悔しないから絶対に絶対にぜーったいに観ろ。観てください。

 近々また観に行きます。最低でも三周はイケる。

 任天堂、ありがとう。

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