見出し画像

距離感ゼロの世界

リードとフォローの練習方法について引き続きお伝えします。

前回お伝えしたコンタクト・インプロヴィゼーション。
まだまだ知名度が低いこともあって、習える所も少ないです。

なので、今回は今すぐどこでもできる、
さらに1人でもできる練習方法をお伝えします。

意識すべきこと

リードとフォローでは、コンタクトを意識してしっかり感じ取ることが大切です。

コンタクトを意識して感じ取るにはどうしたら良いか。

コンタクトを感じざるおえない状況を作り出せばよいのです。

それが今回のタイトルにもある「距離感ゼロの世界」です。

距離感ゼロの世界を創り出すにはどうすればよいのか?

具体的な練習方法を説明していきます。

距離感ゼロの世界を創り出す

コンタクトには距離という概念は不要です。
コンタクトしているか、していないかの2つ。

距離を無視することで、よりコンタクトを感じ取ることができます。

距離を無視するには?

簡単です。目を閉じるだけ。

目を閉じ、視界を無くします。
視界が無くなると距離感という概念が消え去ります。

そんなこと無いでしょ!目が見えなくても距離は確実にある!

と思いがちですが、それは普段距離感がある世界で生活しているから。

視界が無くなると感じ取れるのは、触れているか触れていないかの2パターンのみ。

目を閉じた状態でモノやヒトに触れてみる。

目を開けた状態で触れた時とはまた違った印象があるはずです。

距離感という情報が減った分、より触れている部分に集中できます。

コンタクト・インプロヴィゼーションのレッスンで実際に体験しました。

自分の身体に触れている部分が移動し変化する様子がすごくリアルに感じ取れました。

目を閉じて踊る

今度は目を閉じて感じるままにダンスしてみてください。

あ、もちろん安全な場所で(笑)

初めは恐怖心があり、恐る恐るでしか踊れません。

その時こそ、コンタクトを頼りに踊ります。

地面とのコンタクト。

壁とのコンタクト。

ヒトとのコンタクト。

あらゆるモノやヒト、環境とのコンタクトが情報となり、それを起点に踊り出すことができます。

こうやって普段からコンタクトを意識することを癖付けすることで、いざ本番で踊る時にも自然とコンタクトを意識することができるようになります。

目を閉じて、距離感ゼロの世界を創り出す。
そして、距離感ゼロの世界でダンス。

一度お試しください。

今回はここまで!
ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?