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その後の山旅ーからのミツマタ

 昨年10月の苗場山後も、ぼちぼち山は登っている。国師ヶ岳・樽前山・高尾山・黒斑山・陣場山から高尾山までのトレラン・御前山・大岳山・身延山・陣場山。とまあ低山ばかりだけど、どれも楽しかった。とりあえず登れれば大抵楽しいのだ。いつも。ちょっと山日記見ながら、まとめ的に書きなぐってみよう。

国師ヶ岳 2021/10/14 山梨百名山20座目(密かに数えて登ってる)。
 甲府で仕事のオットに

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と、ここまで書き記したところで作文を放置したまま(度々たくさん放置しているのだけど)、今日(2022/3/24)ミツマタという花を見に、丹沢の不動尻というところまで行ってきたのだった。すぐ書かないとまた放置してしまうー積み残しが増えるーという、どこに向かってなのかわからない焦りのため、とりあえずまずすんごく素敵だった(語彙!)ミツマタの事を入力してしまいたい。

 ミツマタの花を認識したのは、昨年だ。ランニングでよく行く公園に咲いていた。枝が三つに分かれてその先に黄色いポンポンみたいな花が、早春に咲く。ちょっと変わったいい香りもする。そのうちこれが山の中にたくさんたくさん咲くところがあるーというのをSNSで知る。おお。行ってみたい!と思った時には、シーズンが終わっていた。

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そうして今年。公園のが咲き始めた(↑公園のミツマタ)ので、SNSをチェック。今年は開花が遅れている。今週だ!でも雨だ!雪だ!で、満を辞しての今日だったのだ。

調べると群生地周辺には、つなげて登れる良さげな山(大山とか。以前に登った"ヤビツ峠から左に行って塔ノ岳"を、ヤビツ峠から右側に行くと大山に行けて、そこから下ると不動尻に降りられる。)があるのだが、平日は朝夕子どもの送り迎えというささやかな仕事をしているので、時間の余裕はない。土日は激混みだろうし、花は待ったなしで咲き誇り枯れてゆくので、ここはミツマタ一本平日勝負で行こう。

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 朝のO家の姉妹の送りを終え、車に飛び乗って高速を行く。快晴だ。しまった、日焼け止めを忘れた。小一時間で広沢寺前駐車場に着く。30台くらい停められる駐車場は満杯で、5・6台並んで待っている。なかなか動かない。結局ここで2時間近く待たされる。幸い本を一冊持ってきていたので、全く苦にならずに待つ。

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やっと車が置けて、わーい♪と歩き出す。里山のもったりした春の雰囲気がよい。アスファルトだけど、結構な急坂をぐいぐい行く。観光気分の人には、きっと辛いんじゃないかな。

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途中灯りのないトンネルがある。出口が見通せるので怖くないのだけど、真ん中あたりはホントに真っ暗で面白かった。自分の手が見えないのだもの。上下左右の感覚なく浮いているような感じ。そんなアトラクションもありで、小一時間歩くと、

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黄色いポンポンがお出迎え。おお。かたわらに渓流もあって綺麗。少し行くとちょっとした広場のような所に出る。そこら中ミツマタだらけだ。おおお。

お昼ご飯をひろげているグループが4・5組。そこから右手にまわり、黄色い小山のような群生をひとしきり眺める。ちょうど満開。すごいなー。

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いろいろ写真を撮ってみる。さてこれで終わりかなと、広場に戻り左手の方にちょっと行くと、つづれ織りの道があり、

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ずううううっと黄色だ。ところどころトンネルみたいになっている。それにしてもずいぶん上まである。さくさく登っていくと人がいなくなり、ここは??天国?みたいな感じになってくる。

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開けたとこに出たので、座っておにぎりを一つ食べる。そういえば丹沢はヒルが出るのよね。。まだヒルって遭遇したことがないのよね。どんなだろうーと思いながら、帰途に着くことにする。もうミツマタはお腹いっぱいだ。興味はあるけど、ヒルには会いたくないし。

帰りは、結構な下り坂を時々走ったりして降りる。登山靴が乾いていなくてトレランシューズで来ていたし、ザックは軽いし。12時過ぎに歩き始め、戻ったのは15時前だった。夕方のGちゃんのお迎えには十分間に合う。快適に高速を走っていたら、渋滞となって思いのほか時間がかかる。渋滞の終わりに前部が壊れた乗用車2台と横倒しのバイクがあった。事故だ。路肩に向けて布のようなものを広げている事故処理の人がいて、あれはきっとバイクの人が倒れているのではないかとー。おおお。それまですっかり頭の中が"黄色いお花畑"状態だったのが、瞬時にシャッキ!として気を引き締めてハンドルを握る。

無事に帰宅。来年はヤビツ峠〜大山〜不動尻と回ってみたいな。とっぷり歩けそうだ。

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