突然体が動かなくなった秋
コロナワクチン2回目の副反応は、当日の夜からの発熱(37度~38度の間くらい)、疲労感、のぼせ、多少の食欲減退のみでした。よかった。
さて。CIDPのお話です。
ある日家族でスーパーまで出かけ、その帰宅時。
買い物袋を両手にぶら下げて、玄関まで続く三段の石段を登っている時、
落ちたんです、階段から。
それも後ろ向きに。
三段程度の石段でしたので幸いかすり傷一つ無く済んだのですが、これには家族はもちろん当のわたしもびっくりで。
落ち方からしてさすがにおかしいと、家族も思ったようでした。
この出来事をきっかけにして、、だったのかは定かではありませんが、ここからどんどんと症状は悪化。
あっという間に
歩くことはおろか、
自力で立ち上がることも出来なくなりました。
手足の筋力が著しく低下。握力は両手ともに0。
加えて手足の感覚麻痺。
何をするにも家族の介護が必要な状態にまで悪化しました。
食事も、お風呂も、トイレも。
寝返りすら打てない。
第三者に手助けを頼まなければ、日常生活を送れない。
そんな自身が恥ずかしく、ただただ情けなく、家族には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
普通ならば必要のないことを家族にさせてしまっている、そんな罪悪感とともに常に生きていたように思います。
一日一日にしがみつくように、毎日必死で生きていたせいか記憶が定かでは無いのですが、後々になって姉に教えてもらったことがあります。
当時のわたしは姉に尋ねたそうです。
また歩けるようになるかな?と。
そんなこと聞かれても心底困るだけだよなぁ、、、ごめんね。
、、と、今更謝る、、、、。
中学1年生の終わり、寒さが厳しくなり始めていた頃だったと思います。
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