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歩き方が分からない

コロナワクチンの話題が続きましたが、話をCIDPに戻します。


痺れ、筋力低下の自覚はありながらなんとなくやり過ごす日々を経て、次の変化が現れます。


その強い違和感を初めて覚えたのは、家族とデパートまで買い物に出かけた時のこと。


足元がおぼつかない。
右足と左足が絡まるような感覚。


あれ、、、歩くのって、、、
どうやるんだっけ、、、


歩き方が分からないんです。


綺麗さっぱり忘れてしまって思い出せない。


足ってどう出したらいいの?


でもそんなことを人に聞くわけにはいかない。

俯いて、必死で周囲の人々の足元を凝視して、“ただ
ただ真似をすること”にいっぱいいっぱいでした。


ここまで来ると本格的におかしいですよね。

でも家族には言えなかった。

家族仲は良いと思うし、どうして言えなかったのか、言わなかったのか、今ではよく分からないけれども、、。


この頃、歩き方、変だっただろうなぁ、、、。

歩くの、怖かったなぁ、、、。


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