【感染症疫学コース】第09回「2変量の統計相関・散布図」、第10回「単回帰分析と重回帰分析」を公開しました
大阪大学医学部附属病院感染制御部では、2023年11月から毎月1回のペースで疫学の勉強会を開催しています。
この勉強会の内容を編集し、CiDER-EDUで「感染症疫学コース」として提供しています。担当講師は中島一敏教授(大東文化大学 スポーツ・健康科学部健康科学科)です。
本日、第9・10回「2変量の統計相関・散布図/単回帰分析と重回帰分析」をコースに追加しました。
本講義では、2つの変数間の関係性を視覚的に表す散布図や、単回帰分析、重回帰分析といった統計手法を駆使し、データから有意な傾向を導き出すための知識を解説します。
講義内容(自動生成)
第09回: 2変量の統計相関・散布図
2変量の統計相関とは?
変数間の相関の基礎と重要性
相関係数の計算方法とその解釈
散布図によるデータの視覚化
散布図の作成と活用方法
変数間の関係を視覚的に捉える
相関の限界と注意点
相関が示す関係と因果関係の違い
外れ値の影響とその対処法
第10回: 単回帰分析と重回帰分析
単回帰分析の基礎
単回帰分析とは何か
独立変数と従属変数の関係性を解析する方法
重回帰分析への発展
複数の独立変数による重回帰分析の概要
重回帰モデルの構築とその解釈
回帰分析における仮定と注意点
回帰モデルの仮定条件とその検証
多重共線性のリスクと対策
※ 本ページで紹介をしている講義内容の見出しは自動生成されたものであり、現在βテスト中です。あくまで参考程度にご覧いただき、実際の講義内容について正確な情報が必要な場合には、講義動画自体を直接ご確認ください。
スケジュール
疫学とは?統計学とは?アウトブレイク調査の基本ステップ
リスク比とオッズ比、P値と有意水準
疫学的思考、疫学研究デザイン、因果関係評価
診療と健康診断(スクリーニング) 感度と特異度、的中率
記述統計 正規分布となるものならないもの
関連の大きさの評価とインパクトの評価 リスク比、オッズ比、寄与危険度
バイアスと因果関係
交絡と層別分析、マッチング
2変量の分析 散布図と相関
多変量解析 重回帰分析
参考文献
Rasmssen SA, Goodman RA ed. The CDC Field Epidemiology Manual (English Edition) 1st. Oxford University Press. 2018 <LINK>
谷口清州監修. 感染症疫学ハンドブック. 医学書院. 2015 <LINK>
中村好一. 基礎から学ぶ楽しい疫学第3版. 医学書院. 2013 <LINK>
ヨハン・ギセック著. 山本太郎・門司和彦訳. 感染症疫学Modern Infectious Disease Epidemiology. 昭和堂 2006 <LINK>
小島寛之. 完全独学統計学入門 ダイヤモンド社 2006 <LINK>
Harvey Motulsky著、津崎晃一訳 数学いらずの医科統計学 第2版 メディカル・サイエンス・インターナショナル. 2011 <LINK>
中原治. 基礎から学ぶ統計学 羊土社 2022 <LINK>
国立感染症研究所FETP 初期導入コース講義資料 <LINK>
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