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金利なにそれおいしいの?

と言いたくなるのが昨今の超低金利である
さきほど郵便局に行って定額貯金にわずかばかり預入した時の金利が0.002%……仮に一億円を預けても利子が2000円しかつかない
40年ほど前は普通に定期貯金で5~6%の利子がついていた 
と言えば若い人たちは驚愕するに違いない
一億円あれば利子だけで食えると言われていた時代である
そりゃあそうだ 利息が5~600万円になったのだから
定額貯金で10年預けていればほぼ倍になったという時代

そんな夢のような時代に大人になった我々世代はどうも金利というものはたくさんついて当たり前の感覚がある
「贅沢言わないから1%もあれば……」
「そんな高利回りの商品なんかありませんよ!」
と言われてしまうわけだ(定額貯金の500倍の金利だそらそうだ)

そんな時に言葉巧みに2%の利子が……とかささやかれると
なんか少なめだよね 手堅いんだよね よさげじゃない 知らんけど
と投資どころか投機に近いやばい商品にうかうかと虎の子の退職金をはたいたりしてしまう人が続出するわけだ

黙っていてもお金がお金を生んだ時代は終わりました
これからは貯金ではなく投資をしてください

政府がそう言いだしたのはだいぶ前だけれど今お金を持っている層は
上記のような高金利時代に年功序列終身雇用の中で蓄財をした実に実に
幸運かつ投資スキルのスの字も持たない人々である
そういう子羊(トウは立ってるけど)に目を付けて食い物にする輩が出てきてもそれは不思議ではない

とここまで他人事のように書いてきましたが実はこれ
我が家に実際起こったことであります
不幸中の幸いで家計が破綻するほどの損失ではなかったけれどそれでも

冗談では済まない金額が吹き飛びかねない事態となりました。

何があって
どうしてそうなって
何がいけなくて
どうすればよかったのか

対岸の火事であった「投資の失敗」という大やけどを癒すためにも
経過をつづって残しておこうと思い立ったわけです
ここまではいわばプロローグ
次回からは時系列を追って今何が金融の世界で起きているのかそれが自分たちにどう影響しているのかレポートしていこうと思います



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