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未成年飲酒禁止法は大人へのメッセージ

20歳未満の飲酒の悪影響

1身体的な影響

脳の発達に影響する「脳障害」
脳が成長している時期にお酒を飲むと、
脳の神経細胞を破壊し
脳萎縮を早くもたらす。

二次性徴を遅らせる「性腺機能障害」
アルコールが二次性徴に必要な
性ホルモンに悪影響を及ぼし、
男子はインポテンツなどに、
女子は生理不順や無月経になることがある。

その他
過度の飲酒をすると、
アルコールに慣れていないため
酔いの程度が強くなり、
「急性アルコール中毒」につながりやすい。
脂肪肝や肝硬変などの「肝臓障害」につながる。
すい炎や糖尿病などの「すい臓障害」につながる。

2精神面における影響

「アルコール依存症」を発症しやすい
「アルコール依存症」は、
飲酒開始年齢が若いほど
短期間で発症するケースが多い。
20歳未満は“短期間”で発症!
習慣的な飲酒を始めてから発症するまでの期間

・中年男性 … 15~20年
・中年女性 … 5~10年
・20歳未満 … 数ヶ月~2年!

その他
集中力が続かず、学習する意欲が低下。
未来思考・未来展望を喪失し、
将来についてどうでもよくなってしまう。
精神的成長や心理的発達が停止し、
人生の幅を狭めていってしまう。
怒りっぽくなる、自己中心的になるなど、
性格が変わってしまう。

3社会性への影響

自分も他人も傷つける「暴力行為」や「性的非行」
に関わってしまう。
若い時期からお酒を飲み始めた人ほど、
不慮の事故に巻き込まれる危険が高い。
また、理性的な行動ができなくなりやすいく
犯罪(巻き込まれる)の可能性が高まる。

その他
例えば
飲酒運転での交通事故。
怠学、成績不振、中退など、
学校での生活に支障をきたす。
作業能率の低下、無断欠勤の増加など、
職場での適応が難しくなる可能性。
浪費や借金などの
金銭トラブルを起こしやすくなる。

未成年の飲酒を防ぐのは大人の責任

大人は未成年の飲酒を防ぐ責任がある。
必死に(笑)止めなければならない。
必死に(笑)指導したり
チェックしたり、しなければならない。
そんな風に必死に未成年から
お酒から遠ざけようとしているのに
さて、大人の私たちは
お酒を、あまりにも開放的に
飲んでもいいのだろうか。
飲むのが当たり前の態度で
毎日毎日
飲んでもいいものだろうか。
これは、自分自身に聞いてみる
大きな問題である。

大人だからアルコールオーケーではない

未成年は脳が未発達のため
アルコールの影響を受けやすいため
法律でも禁止されている。
つまり、アルコール摂取は
体の健康、心の健康に悪影響を及ぼすということ。
未成年に禁止しているということを
大人になったからといって
開放的に、お酒とのつながりを
深めてもいいのだろうかということを
自分自身に聞いてみなければならない。

未成年に禁止しているものなんだということ。
そのことをもっと、深く考えてみることだ。
健康に害があるから
禁止しているんだよね。
大人になって、体の仕組みが成長したからといって
お酒をコントロールできるだろうから
お酒の禁止を解くというのは
あまりにも安易ではないのか。

大人になったら
法律的には
飲酒は違法ではない。
個人に任されている。

自分の人生だし
飲酒するか
禁酒するか
どうするのかは
個人のチョイスだ。
しかし、お酒という飲み物は
健康を阻害する飲み物だということを
忘れてはならない。

華やかなイメージ

楽しいイメージ
開放的なイメージ
リラックスするイメージ
お仲間との交流のイメージ
お祝いの席のイメージ
ゴージャス、豪華
きらびやかなイメージ
華やかなイメージ
お酒にまつわる
プラスのイメージは
CMやドラマや映画や
セレブリティ(有名人)などによる
イメージ・幻影・作られたもの
なのである。

あとがき

お酒は好きです。
秋田生まれで、お酒の小売店の娘として
育ちました。
ただいまソーバーキュリアスで
ほぼほぼ飲まない生活を
目指している途中です。
禁酒・断酒・減酒
ソーバーキュリアスの話は
自分のために書いています。


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