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ウデマエXを達成できたのはこのアドバイスのおかげ(ガチエリア)

2020/2/18にガチエリアでウデマエXを達成した。これはひとえに上級者の解説コンテンツのおかげだ。具体的には、あとみー氏(@atomy_2525)、だっつ氏(@sp_dazs)、ゆと氏(@yuto_gamelife)、ちぎれ氏(@spla_renraku)の解説コンテンツを大いに参考にさせていただいた。
以下では各氏へのお礼に代えて、特に役立ったアドバイスを取り上げてみる。皆さん良質なコンテンツを惜しみなく公開してくださり、ありがとうございます。

ウデマエが停滞していた原因

Splatoon2を始めたのは2018年8月だ。3ヶ月ほどでS+0に届くもそこからが長く、約1年間S+0あたりをさまよい続けた。上達しなかった1番の原因は、プレイ中の闇雲さである。「次は◯◯に気をつけよう」と思っていてもいざゲームがはじまると頭が真っ白になってしまう。どうしても考えながらプレイすることができなかった。そんな状況を打破するため、上級者のアドバイスを公式化し脳死で使うことを始めた。「打開時は高台から降りるな」、「人数不利がついたら打開に備えて裏に抜けろ」といった指針を公式にすると、考えずとも一応やるべきことが決まる。もちろん柔軟に判断するほうがbetterだが、無目的に突っ走るよりもずっとマシになった。

①ブキの持ち替えを禁止 ( by ゆと氏 )

私は飽きっぽく、他ゲームでもキャラ・武器をとっかえひっかえ変えて楽しむタイプだ。そのため、スプラの最終目標も「X帯底辺レートで複数のブキを使えるようになること」である。その方針に従って3,4種のブキを1年近く持ち替えてきたわけだが、どうもうまくいかない。そこでゆと氏の記事を参考に、他ブキに手を出すことを禁じN-ZAP85に絞ることにした。結果的にこれは大正解だった。ZAPに固定してからブキの役割からブレないよう立ち回れるようになり、ウデマエが伸び始めるきっかけとなった。

②打開の手順を守る (by だっつ氏 )

基本のようで意外にできない、「安全な高台でSPを溜め、SP同時使用でエリアに進軍する」である。目前の敵につられて勝率60%程度の対面を挑み、SPを使う前にデスするのが私の頻出ミスだった。このアドバイスを忠実に守るようになってから、少なくとも「打開で順番にデスしKO負け」という最悪なパターンは避けられるようになった。(ゲームスピードが早い高レート帯ではこのセオリー一辺倒ではないのかも。あくまでカウントを犠牲に安定した打開を狙うS+帯の話である。)

③打開ルートを散らす (by ちぎれ氏)

打開のポジション取りに関してはちぎれ氏のtweetに最も啓蒙された。ルートを散らすと打開が通るようになり、打開が通ると結果的にウデマエも上がっていった。S+帯では味方は真正面の最短ルートを選択しがちなので、私はよく迂回ルートを選んだ。迂回先でヘイトを集め真正面の打開を通す行動も、ちぎれ氏視点のプレイ動画が大変参考になった。

④人数不利時の敵陣への裏抜けor潜伏 (by ちぎれ氏)

打開が通るようになったもう一つの要因がこれだ。残念ながら私には人数不利を覆せる連キル能力は無いので、人数不利=裏抜けor潜伏と脳死で判断した。裏に抜けたら敵後衛を狙える位置に移動し待機。味方が復帰して打開を始めるタイミングで裏から進軍する。二人以上の気を引ければしめたもので、あわよくば敵後衛を落とせることも。このおかげで正面からの打開が通りやすくなった。

⑤味方の位置で行動を決める (by あとみー氏)

具体的には2つの行動を公式化した。①「味方が最前線に立ったらそちらへ突っ込む」、②「味方(特にキル武器)が近くにいる時、敵との距離を詰めすぎず牽制射撃に留める」だ。

①「最前線の味方のへ突っ込む」を意識すると、意図的にカバーキルを取れるようになった。たまたまのキルではなく、狙ったキルというのは個人的に大きな進歩だ。「突っ込む」と表現したのは、最前線の味方はたいてい2,3秒でデスするので一目散に向かわないとカバーが間に合わないからだ。ほんのわずかな隙だが、この間にカバーを入れないと雪崩式に人数不利が進んでしまう。味方に集まるヘイトの貴重さをようやく実感できるようになった。

②「キル武器の近くで牽制射撃」は、①とは逆に自分が囮役を担うということだ。特に近くの味方がチャージャーやローラーのときは脳死で②の行動を取った。囮役で重要なのは、デスしないギリギリのラインで姿を見せ生存し続けること。この間にキル武器のローラーやチャージャーに敵を倒してもらう。以前は敵を見つけたらすぐさま勝負を仕掛けていたが、私は撃ち合いが下手くそなので勝率はよくて五分五分である。そんな不安定な行動を取るより、キル武器に頑張ってもらうほうが断然安定するようになった。

⑥左壁右撃ち (by あとみー氏)

1ゲーム中に1度はこのテクニックのお世話になるという点で、お手軽かつ効果大だった。オクトエキスパンションの心の中の3号が良い練習台になると思う。

⑦インクアーマーを使うタイミング (by あとみー氏)

以前は「自軍4人全員生存」をアーマーの発動条件にしていた。ここから判断の質を上げ(難度ももちろん上がるが)、「前線が定位置に着いた瞬間」や、「他の味方のSPが溜まった瞬間」まで待つことを意識した。これにより苦手で仕方がなかったエリア打開が安定するようになり、1アーマーにつき1アシストは入るようになった。

(余談, 終わりに代えて)遠い未来では、戦略がもっと体系化されているのかな

将棋やオセロといったボードゲームには定石があり、サッカーやアメフトなどのチームスポーツにも基本戦術がある。もちろんスプラトゥーンも非常に戦略的なゲームだが、個々の戦術はチームや小コミュニティ単位のノウハウで留まっている印象だ。それらが整理・体系化され、全プレイヤーがアクセス可能になれば(要は教科書ができれば)、このゲームはe-スポーツとしてより息の長いソフトになる気がする。この記事で紹介したような解説コンテンツはその礎になっていくと思う。

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