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5年ぶりに高校の友達の家に


昼飲みに誘われて高校の同級生の家にお邪魔した。仕事に出る旦那さんにも一瞬だけ会えて挨拶を交わす。結婚式ぶりかもしれない。そしてこのお家に伺うのは5年ぶり。その時はうちの子も連れてお泊りさせてもらたっけ。

新しいフィールドを広げたいけれどなかなか進まず、それならといまは誘われたら行ってみようと思っているのでのこのこやってきたという次第。

「sarちゃんが飲むお酒だけ持参してね〜!」と言われたので、ワインコーナーで見かけた以前イトカズさんが紹介されていた108のワインにする。イトカズさんおすすめのものは間違いないと直感が働いたから。ワインボトルのデザインがさり気なくておしゃれ。そして私も友達もとっても好みの味だった!

ワインのお供には、様々な種類が入っているチーズセレクションに。ひとつひとつ個包装されたパッケージにタンパク質が○gと記載があるのもいい。

料理上手な彼女は、ジェノベーゼソースであえたブロッコリーとじゃがいものサラダから始まってグラタンや手製のアップルパイも振る舞ってくれた。夫がこっそり忍ばせてくれていたいちじくのバゲットは、友達の息子くんに好評であっという間に売り切れ。美味しいものをよく知っている。

おしゃべりの途中でも、子どもとの会話には丁寧に対応していて、すごいなあ…と立ち止まって友達の横顔をそぉーと見てみる。優しいお母さんの顔をしていた。

会っていなかったこの5年のことを、友達があまりにも自然に大っぴらに話してくれたので、私も話すつもりのない深いことまでオープンにしてしまっていた。否定もせず、ただ寄り添って聞いてくれる姿勢にすこしだけ心が軽くなる。しんどかったイロイロが何分の1になったような気がするよ。

ふと、いつの間にか人を遠ざけていたのは私かもしれないなあという考えが思い浮かんだ。「泊まっていってほしい!」とはにかみながら口にする子どもたちが可愛くて甘えそうになったけれど、なんとかなだめていま帰りの電車に揺られている。

次は美味しいケーキでも買って訪れたくなる温かい家だった。友達との会話で、「結局幸せは自分の中にある」という答え合わせができた日。

嬉しくて飛び跳ねちゃいます♡