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虐待で親元から避難の学生 年間通じて奨学金申請が可能に これまでは年2回が原則

文部科学省は、家庭内暴力で親元から避難している大学生や専門学校生が年間を通じて奨学金をいつでも申し込めるように、日本学生支援機構の制度を変更することを決め、7月1日から実施されるようにやっとなりました。

文科省によると日本学生支援機構の奨学金の申し込み受け付けは春と秋の年2回を原則としていて、例外として、親の死亡など「家計急変」があった場合に限り、年間を通じて申請できることになっていたが、これに加えて親からの虐待で在学中に避難した学生は、避難の時期によっては長期間支援を受けられず、学びの継続が困難になることも考えられることから、文科省は年間を通じて奨学金を申請できるようにするということにやっとなりました。

虐待による避難の情報は、地方自治体の福祉部門と連携して把握しますが、もっと張り込んで実態を把握して欲しいと私個人的に思います。
支援額はアルバイトなどの収入額によって変わりますが、最大で年間、給付型奨学金およそ91万円、授業料減免でおよそ70万円、あわせておよそ161万円になると言うことです。

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