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SHElikes2年間の振り返り(後編:2023年)

オンラインキャリアスクールコミュニティ「シーライクス」での2年間の振り返り、後編です。
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「前編:2022年」はこちら



2023年

1月:本格的にやりたいこと迷子

◆ エッセイライティングに興味がありましたが、自分の体験や感じたことを文章で世に晒すことに何となく抵抗感があり取り組めず。

◆ 「フォトショやイラレは、できて損はないか」と思い『デザインのドリル』をマイペースに頑張ることに。


2月〜3月:こじらせシーメイト

◆ Twitterで自分の海外生活をちょこちょこシェア。反応いただけて素直に嬉しかったです。でも一方で、私が伝えたいのはもっと感情の深いところなんだーーとややこしいことを思いながら、エッセイスタイルの文章にはできず。

◆ 入会初期から始めた『デザインのドリル』をやっと完走。自分なりにルールを決めたら結構進んだので、その時の振り返りをnoteにまとめました。


4月:アフリカの地で、初のリアル対面

◆ 海外コミュのサポ隊だったシーメイトさんがニジェールに遊びに来てくれました。日本人はほとんど観光で来ることのない国だけど、「ちずさんがいるタイミングじゃないと来られないから」って言ってくれて、SHEでのつながりってすごいなと感じざるを得なかった出来事です。これがシーメイトさんとの初のリアル対面。

◆ マイペースに未視聴コースを受講。学びはあれど、「これを仕事にしたい!」と思えるものは見つけられず……。


5月:ネガティブな感情も私のものと受け止めて

◆ 8期海外コミュニティがお休みに。ただのCP OGながら、「自分の期の時にうまく方向性を定められなかったからではないか」と少し責任を感じていました。この時、一緒にCPをしていた元シーメイトさん、海外コミュによく参加してくれてたシーメイトさんが緊急会議のごとく話を聞いてくれたのだけど、あれがあったから私は私の情熱みたいなものに気づくことができたな、と思っています。ここ結構私としては重要だったんだけど、ちゃんと伝えたことなかったと思うから、ここでお礼を言うよ!(届け)

◆ ライフコーチに、「自分は働くことに良いイメージがない」と初めて言葉に出して伝えました。キャリアスクールであんまりこういうこと言っちゃいけないかな、と思ってたけど、多分これがこのときの本音。1年以上も継続してお世話になってるコーチで信頼関係ができあがっていたからこそ言えたという側面も。そのあとの身軽になった感覚、今でも忘れられません。
この本音を自分で受け止めてから、なにが原因だった?じゃあどうする?の思考が加速していったように思います。


6月:おせっかい発動

◆ 9期CP説明会に、海外コミュCPとして座談会に参加させてくださいと運営さんに願い出ました。もう自分は過去の人なので、こんなとこに出しゃばったらまずいのではないか……という気持ちもよぎりましたが、思い入れのある海外コミュがこのまま消滅してしまうことのほうがつらかった。その気持ちで行動してしまいました。結果、翌月に9期海外コミュの復活と素晴らしいCPの爆誕が実現しました。

◆ 夫の上司が任期を終え帰国されるにあたり、寄せ書きに代わるメッセージビデオを作成。私もとてもお世話になったので何かお礼がしたくて、アイディア出しと、動画編集をやらせて!と夫に打診しました。(総勢20名ほどの撮影は、夫と同僚のみさんにおまかせしました)この時Premiere Proを初めて使うことになったのでSHEの動画コースで勉強しながら作りました。目的があると吸収が早いし、何より楽しかったです。


7月:少しずつ、動き出す

◆ これまでSHEでの学びを「仕事につなげなければ」とばかり思っていたけれど、それとは無関係に個人的な表現活動や純粋な作品づくりをしてみたくなり、ニジェールで大好きだった場所のイメージビデオのようなものを作ってみました。語学学校で通っていた文化施設的な場所です。

◆ 海外コミュニティが復活!サポート隊としてjoinすることになり、今度は裏からコミュニティを支える側に。CPはなごみん。私は全然覚えてないんだけど、彼女がCPへの挑戦を不安に思っていた時に「どうしたらできるかを考えるのがいいんじゃない?」と彼女に言っていたらしく。たいそうな事言うようになったなぁ……と自分に苦笑しつつ、でもこの一言で彼女は背中を押されたと言ってくれて、いつの間にか人を勇気づけるようになれたんだなあと、ちょっぴり嬉しかったです。


8月:緊急事態で無力感……でも私には別の居場所がある

◆ニジェールでクーデターが起き、緊急国外退避。そして帰国。日本では考えられないことでした。本当に突然のことで、しばし呆然自失……。しかし、9期海外コミュニティの活動がスタートしていたり、自主企画『海外ゆるっと交流会』のメンバーともメッセージのやりとりをしていたおかげで、メンタルを保つことができました。非常事態下で自分が無力に感じる中、他の場所でなにか役割や居場所があるということは心の支えになる。普段からオンラインでコミュニケーションが活発なSHEコミュニティならではの効力だったと思います。


9月:役割を得る

◆海外コミュの自主企画マガジン『私たちのAnother Sky』のディレクションをすることに。Webディレクターコースを視聴して、取り入れられる部分は即実践。期間中はいろんなことをしたけど、このあたりのことは、先日別の記事でもまとめたのでもしよろしければこちらも。


10月:マガジンリリースラッシュ

◆10月は『私たちのAnother Sky』ほぼ毎週発行していたので、もりもりディレクション。チームでの活動に充実感を得る。マガジンのPRと分析を自主的にしていて、このときの経験はけっこう学びになりました。

2023年10月のコーチング振り返りシートより抜粋

◆拠点開放に初参加。予告ツイートしたら「会いたい!」と言ってくださる方、拠点で「会ってみたかったんです!」と言ってくださった方もいて、海外に住んでいても繋がりが持てて嬉しいなあ、と。


11月:やってみて、違うとわかるときもある

◆ 駐妻にはよくあることですが、これまでは夫の会社の規定で就労禁止でした。ところが思いがけず帰国したことで、いよいよ解禁へ。「自分でお金を稼ぐ」を意識し始めました。
なんかできそう、という軽い気持ちでSNSマーケティングコンペに参加したところ、3回応募し2回採用いただきました。しかし「楽しい!」とか「自分に向いてる!」みたいな高揚感は得られず。他者から認められたとて、自分自身が情熱を感じられることでないと続けるのは難しい、と実感。


12月:ひとつの節目、穏やかに小さな決意をした年末

◆ 9期海外コミュニティの活動が11月末で終了。無事に10期にも繋がり、5月から願い続けていた「海外コミュニティの存続」がひとまず叶い、ほっと胸をなでおろしました。あとはもう、自由に大きく羽ばたいてくれ……!という気持ち。

◆ 翌月一ヶ月の休会を決意。シーメイト3年目を迎えるにあたり、まだ卒業する気にはならないけれど、少しこの環境から離れてリフレッシュしてみよう、と思いました。受講は何となくになってきたし、海外コミュのことはほぼ半年かけて考え続けてきたし、潔くちょっと休憩。熱狂の中で頑張るのも、少し離れた場所で見つめ直すのも、どっちも大事だよね、と。小さな決意ではありましたが、この選択が功を奏すことになりました。休会中のことも、いつか書けたらいいなと思っています。


自由に未来を夢みよう

2年前、もしもSHEに入ることを選んでいなかったら。想像もできませんが、たぶんずっと自分の社会的存在価値を見いだせずに、「駐妻なんてこんなもん」と思い続けて自分の本音や可能性に目を向けることなく、無力感と罪悪感と苛立ちを抱えたまま過ごしていたと思います。恐ろしいな。(入会当時の私の気持ちは前編の「入会のきっかけ」に綴っています。)

今回の振り返りでは主に出来事や取り組みにフォーカスして書きましたが、これらを通してじんわりと、私のマインドは変化していったと思います。

良い未来を描けなかったけど、自由に夢や理想を描けるようになった。

できない理由を並べるのが得意だったけど、「どうしたらできるのか?」を考えられるようになった。

自分にベクトルが向きすぎてうまくいかないことが多かったけど、「全体の良い未来」をイメージして動くことで、行動が加速し自然と自分が満たされる感覚を知った。

もう社会復帰なんて無理、と思っていたけれど、自分を活かして社会と関わり貢献していきたいと思うようになった。

メディアで取り上げられるようなスピーディで劇的な変化ではありませんが、気持ちの面では確実に健全な方向へシフトしたと思っています。

2年もシーメイトなのであらためてお礼を伝えるのはもはやちょっと恥ずかしいのですが、ありがとうシーライクス。これからももうちょっと、お世話になります。

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