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#168【日記】「マナーそれはあなたの優しい気持ち」なのか?

今日もお読みくださってありがとうございます!

昨日に引き続き、マナー問題。
タイトル画像は、今日たまたま地下鉄の通路で見つけたポスターです。

マナー
それはあなたの優しい気持ち

うーん、そうとも言えるけど、そうではないとも思う。
マナーをお気持ちベースにするのは、「正直者が馬鹿を見る」ピットフォールへの一里塚な気がする。

どちらかといえば、

マナー違反
それはあなたの前頭葉の機能が阻害されていることが原因だ!

と言ったほうが、マナーを守る側の気持ちは損なわないんじゃないですかね。
なお、前頭葉が社会性や共感性に関連する部位だということは言われていますが、ソースはネット情報であることを悪しからずご了承ください。

マナーを守っている側がマナー違反に遭遇すると、結構心を削られます。

くらたの会社は前職にくらべて、待遇は厚いがぬるま湯だし人も仕事もクオリティ低いしマナー違反側の人が多いです。
みんな「常識」とか「普通」とかなんの葛藤もなくポンポン口に出すけど、みんなの「普通」は、中途採用組のくらたには普通じゃない。中途採用仲間ではよく出る話題です。
くらたの普通で測ったらみんな底が抜けすぎててアウトだから、「係長が自分の判断で指導しろ」と言われてもどこからが注意の対象になるのかわからなくて指導のしようがない。
でも自分はマナー違反はしたくない。
我が社レベルに落ちたくない。
中途採用は少数派ですから、職場の誰も共感してくれないことがままある。
首が締まる。きゅう。
立派なカサンドラの誕生ですね。

とはいえ、「前頭葉の機能が阻害されている」まで言っちゃうと戦時中のプロパガンダみたいな脅迫感があります。
戦時中の軍歌に「アラマァあなた認識不足よリットンほどじゃないけれど」という内容の歌があったそうですが、それみたいな圧を感じます。
何より、前頭葉の機能が阻害されている理由は、本人に帰責するものばかりではない。

マナー守る民はもし「正直者が馬鹿を見る」と言いたくなる場面に遭遇したら、「自分には優しい気持ちがあるなぁ」と思いながら、マナー違反者については「ああ前頭葉の機能が阻害されているんだなぁ」と思ったら、自分を損なわずに済むかもしれません。
そして、可及的速やかにその原因から離れたほうが互いのための場合が多いでしょう。

くれぐれも、本人に向かって「あなたは前頭葉の機能がうんたらかんたら」などとは言わないほうがいいでしょう。
良い結果は生まないと思うし、仮に前頭葉の機能が阻害されていたとしても本人の責のないことが原因かもしれないので。

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