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作った曲をたくさんの人に聴いてもらう事が1番の目標ではないのかもしれない。

こんにちは。CHU-TEA-COKEです。
先日、Tiktokに曲のショートバージョンを何曲かアップロードしました。その再生回数について。

TikTokはどんな動画でも700回は再生される。

 各画像の左下の数値が再生回数です。すべて700回程度再生されています。どんな動画であっても、おすすめで700回程度は再生されるようです。この後はぴたりと再生数はとまり、その後は一回も再生されません。

内訳を見ると、平均視聴時間3.9秒、フル視聴した人が3.66%。少ないようにも感じますが、25人くらいの方が32秒間の動画を最後まで見てくれたと言うことになりますね。
 曲を聴いていただく広告と考えれば悪くないのではないでしょうか。曲のショートバージョンをアップロードしてどういう反応があるか?というのを知る事が出来ると思います。ただ、あまり再生数とかにこだわるとおかしな方向になりそうですね。

 音楽を作る技術と多くの人に聴いてもらうための技術は全く違う技術ですね。これらを全部一人で。というのはまぁ、無理な話だと思います。
 多くの人に聴いてもらいたい。という思いが強いのであればプロを目指すべきだと思います。プロになれば、そういった技術のプロの方々に協力していただけるのだと思います。
 私も基本的には「たくさんの人に聞いてもらいたい」という思いはあります。でも、多分ですが、そこは自分にとっては一番重要なところではないと思っています。
 私はいわゆる底辺ボカロPといわれる再生数の伸びないボカロPです。しかし、1曲だけ再生数が伸びた事がありました。人気の歌い手の方が「歌ってみた」を投稿してくださったのがきっかけでした。歌ってみたの動画は当時2万回再生されていました。私の動画もその影響で5000回くらい再生されていました。他の私の動画が1000程度でしたので、とても多くの人に聴いていただけて嬉しかったです。(私は一度アカウントを削除しているので一連の動画はもうありません)
 でも「思ったほどうれしいとは思わなかった」のです。曲が出来た時、曲のアイデアが浮かんだ時に感じた「ヨシ!!キター!」「こんなアイデアが浮かぶなんてオレってすごくね?」という高揚感を超えるものではありませんでした。
 それから私は「良い曲を書く事が自分にとって何よりも重要なのだ」と思うようになりました。
 それよりも昔の話になりますが、ボカロPとして2曲目くらいに作った曲も自分にとっては「自分がこんなにいい曲を書けるなんてミュージシャンとして誇りに思える」というくらい自分にとって良い曲でした。当時のニコニコ動画はコメントが辛辣なのが普通だったのですがこの曲に関してはほとんどネガティブな意見がなかったことに驚きました。自分が良い曲と思ったものはきちんと評価されるのだなと思いました。しかし、再生数はあまり伸びませんでした。曲も良い、評価も良い。でも再生数にはつながりませんでした。当時はなぜ再生数が伸びないのだろうか。と不思議に思いました。その時は自分の中に明確な正解や理解はありませんでした。いや、今もありません。
 自分にとって良い曲が出来れば、ミュージシャンとしての喜び、達成感は得られる。私にとって、その先は、さほど重要なことではない。と思っています。誤解されるかもしれません。聴かれなくても良いと言う意味ではないです。聴いていただけるのはもちろん嬉しいです。

 こんなこと言いながらも、再生数が気になってるわけで、再生数が伸びないことに対する負け惜しみ、言い訳なのでしょうね。
 きっと、そうです。

 


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