前半戦のコンサ
J1も間も無く折り返しに差し掛かるとこです。
湘南戦の結果で8位となりトップハーフに入ってきました。
順位表を見ると去年と同時期で位置関係は変わらない状況ですが何故か今年は去年と違いこのままいけるぞって感じが個人的にして、それは何故なのか掘り下げて考えてみる事にしました。
要因1 単純に点が取れてる
順位もそうですが、昨年の同時期と比べて得失点も似たようなもんですが何故かいける気になるのは単純に得点がかなり取れてるのは周知の事実です。
相変わらずの失点の多さは目につきますが、攻撃的サッカーを掲げてのこれまでは崩すまではいけても最後フィニッシュの精度がなく得点不足に悩まされてのは記憶にあるところです。
しかし、今年は特に試合の前半の攻撃的な勢いは凄く、お世辞抜きで試合の前半は日本一の破壊力を持ってると言っても恥ずかしくないと思います。
総得点はリーグトップを維持してるのですから攻撃に関してはミシャ体制の成熟期なのかなと感じるところです。(Das ist Sappro)
そう考えるとクラブの宿命上エース格を抜かれてながら攻撃の哲学は確実に実ったと言えるのかなと思います。
特に小柏、浅野、駒井、青木のモビリティカルテットは守備からリズムをとり、真ん中に身長のある選手をおくスタイルから進化した形になりました。
相手のポッケットを常に狙えるのチームとして大きな戦力と言えます。
要因2 新加入のフィット
あまりメディアにも取り上げてられませんがミシャコンサは新卒の除いた新加入選手のフィットがあまりうまくいかないのが印象にあります。
最近のコンサは攻撃に関していえば2017シーズン夏に加入したJBのようにすぐ結果を出す突出した選手はいなかったといえます。
ミシャになってから現在主力の青木、大八選手も1年目は途中出場が多かった選手です。
しかし今年はご存じのとおり、浅野選手がチーム得点王、小林選手は攻撃の操り、馬場選手持ち味を活かしてそれぞれ期待以上の活躍をしてるのもその要因の一つと思います。
要因3 既存選手の活躍
将来主将をやると思われた高嶺選手の移籍はかなり戦力的に計算外でした。しかし蓋を開けてみれば既存選手がレベルアップしてるの以下の通りわかります。
◯ 金子選手の突破力の輝き
昨年は思うように結果が出ませんでしたが今年はドリブル突破リーグトップのプレーを存分に発揮してゴールを重ねてます。
特に突破してか右足のクロスはアシストを記録
して得点に繋がる結果が出おり、今迄とは違うといえます。
もはや相手一人では止められないと言うレベルだと言えます。
◯菅選手のミドル
菅選手は昨年から得点しそうな輝きを出してい
ましたし今年は開幕から絶好調といえます。
元々パンチ力ある左が精度を増し、利き足では
ない右でも得点をしてる進化、そして何より致命的な怪我をしないで重ねた若い年齢でのJ1出場数の多さは誰にも真似出来ないものだと言えます。
◯ボランチ福森
散々一部のサポから批判されていた福森選手ですがボランチのコンバートによりその正確無比の左足と素晴らしい戦術眼で再び輝てきました。
ミシャは弱点よりストロングポイントにフォーカスし、より彼の才能を活かしたとこは指揮官として卓越した眼を持ってるといえます。
左CBでもゲームの組み立てを考えると外せない
一人と言えます。
◯駒井選手の復帰
前回の怪我の時もそうですが駒井選手の復帰は補強レベルと言ってもいいですし、前線から最後尾までできるコンサNO:1のマルチロール、サッカーIQの高い彼の復帰はほんと補強レベルです。
肉体改造によりフィジカルアップしたプレーも期待でき、ゲーム感が向上してくるこれからは明らかに戦略アップ期待できます。
◯エースキラー大八
昨年裕樹君の怪我をきっかにCBに定着し、J1の
エース級の外国人などと勝負してきた経験値は最終ラインの壁として申し分ない実力向上があると
いえます。
目立たないですが成長軸は大八選手が一番なの
ではないかと思うところです。
湘南戦ではW杯戦士町野を完封と言っていいで しょう。前線へのフィードや攻撃サポートの質も
向上していますよね。
◯ミスターパーフェクト駿汰
こちらも目立たないが、本来からある技術の高さに今年は攻撃力がより増した気がします。
クレバーさを感じさせるタイミングのいい攻め
上がりを昨年終盤から見せていましたが今年は、
前線の金子、小柏選手との連携が向上し、試合終盤
にも攻め上がり前線と絡んでくることで得点を取るなど、どこからでも点が取れるミシャサッカーの象徴の一人になってきました。
今唯一代えの効かない選手だと思います。
◯若手の台頭
若手の中では桐耶の成長が今チームの好材料、
桐耶左CB、福森ボランチで結果が出ておりまさに
ミシャの手腕の凄さを改めて認識したところです。
カップ戦で西野の選手も攻撃の連携に絡んでる
プレーを見せており順調さも感じられる一方、怪
我で完全に出遅れた大森君はキャンプで違い見せ
ていただけに期待したいところです。
ポテンシャルの高い大嘉の奮起も期待したいと
ころです。
要因4 中盤の構成
昨年は駒井選手がミシャのファーストチョイスでしたがここまで孤軍奮闘してるのが荒野選手です。
怪我人が多いポジションだっただけに持ち前の
運動量でここまで中盤を支えています。
対人に強く、苦しい時にボールを運べる推進力はチームに欠かせない武器と言えます。
ここに駒井選手やベテランの宮澤選手、西選手、新たなエッセンスの福森選手が絡み前線の選手の躍動を支えてます。
間も無く深井選手が復帰し更に充実した中盤になって来ると思います。
要因5 怪我人の復帰によりベンチ層の厚み
相変わらず多い筋肉系の故障ですが怪我人が戻り駒がそろえばベンチの層もあつくなりどのチームとも真っ向勝負できるようなチームの自力があると証明できてます。
シーズンは長いですので怪我はつきものですし出た選手が活躍できれば上位進出も現実味が出てきたと思います。
今後の鍵
① 前線の連携
今現在浅野選手が覚醒し得点を量産してますが
小柏選手との連携の良さが伺えます。
今後どちらかが怪我で欠けた時に青木選手やス
パチョーク選手がどううまく融合できるか
二人とも能力の高さは実証済みだけに期待する
ところです
② ルーカス選手の状態
現在のところ右金子、左菅とフル稼働に近い状況です。疲労も蓄積してくる夏場に向けて怪我明けのルーカスの昨年無双してたプレーがどこまで戻ってくるか
③ もう1人のFW
ゴニ選手は怪我ですが上背のあるミラン、中島
選手に更に期待したいところです
劣勢になった時クロスを入れる場面も今後ある
と思うけど昨年のホームセレッソ戦のゴニ選手の
ようにパッと入ってきてチームを救う一撃も見た
いですが、今のチームは動き出しが鍵だと思うの
で連携で融合してくるのを期待したいです。
以上勝手ば自分の想像でしたが今年はなんだか行けそうな気がするを分析してみました。
このまま行ければミシャサッカーの攻撃面の成熟ができてまさに「Das ist Sapporo」と言えます。
ミシャ解任騒動で沸いたのが嘘のようです
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