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さて、どんな靴下をつくろうか…しかし何から考えたらいいのだろう?と思考停止する。

前回のnoteで塚本さんから「どんな靴下が作りたいか考えておいてください」という課題をもらった私ですが、「どんな靴下って…どんな?」と質問に質問で返す状態でした。靴下は大好きで色々買っている私ではあるもののそもそも「靴下の種類」って…という状態。靴下好きのみなさん、いざ自分の好きなように靴下作っていいよって言われたらどんなの作りたいかすぐ言えますか…?私はお恥ずかしながら言えませんでした。でも…

オリジナルで靴下を作るんだからこれだけは譲れない!
①尾州ならではの素材(ウールかな?)は使いたい
②上司たっての希望で「尾州マーク」がつくものがいい
③男女どちらでも使えるデザインがいい

正直これくらいしかなくて柄?色?どこから何を考えたらいいものか全く分からず戸惑う私。どんなものが作れるのかとか考えたことなかったので…作れる靴下の中でサンプル的なものとかないですか?とお願いしたら借りてきてくれました。

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おお〜〜〜!ふわふわの靴下だ!!!
そっか!ウールの糸を使った靴下だとこういうふわふわした靴下もありなのか。これはホールガーメント機という無縫製で靴下が作れちゃう機械で編んだもので、立体感のある柔らかな風合いが特徴だそうです。ウールのふわふわ感を生かすならこういう雰囲気の靴下もいいかも!!と思い会社で上司に見せたところ「ちょっと分厚いから革靴とかでは履けなさそうだねぇ」と男性らしい意見。「た…確かに。。
私は昨年「空飛ぶ羊」さんで買ったヤクの靴下を部屋で愛用しているのでこうしたふわふわのリラックス靴下も良いかなと思ったけど、確かにちょっとターゲットを狭めすぎてるかもしれないと冷静に考えたのでした。何せ現実的な足数とはいえ、300足作って販売しないといけませんから笑。

塚本さんに会社でこんな反応でした〜!!と伝えたところ「確かにそうですね、ここの工場だとこういう雰囲気の靴下しか作れないので、もう少し普段でも履けるような少し薄手で詰まった感じのが作れる工場を探してみるのも良いかもですね」と提案してくれました。

ということで、塚本さんは次の靴下工場探しの旅に・・・・笑
合わせてこの頃に「この糸がめっちゃいいと思うんです!!」と、とある素材を提案してくれました。この素材との出会いが「ひつじのくつした」の方向を大きく決めてくれるものとなりました。そんな素材の話はまた次回にでも。お楽しみに〜!(結構マニアックな話になっていく予感笑)

よかったらまた次のnoteも読んでいただけたら嬉しいです。
ではでは、また。