お願い食糞しないで問題
パピーの食糞は私の体感で80%です。がしかし、
正直、普通に健康な子だったらほっとけば食糞は自然とやめる子がほとんどです。
がしかし、このページを開いてくれた方はもうすでに愛犬が食糞をし始めて、むしろ取り合いになってしまっている状態なのではないでしょうか。
そうなると、ほっといていてもちょーっと厳しいかもしれません。
というのは、その子にとってうωちは「食べるもの」と思ってしまったかもしれないからです。
たとえ害はないとわかっていても、飼い主さんは米粒たりとも食糞してほしくない方が多く、それゆえの行動が逆に犬に「食べなきゃ!!」という意識にさせて食糞を強化してしまうのです。
食糞する原因は多数の説はあるなかで、私がいちばん納得したものをご紹介し、その対処法をお伝えしようと思います。
うωちにまつわる私の体験談などもお話ししています。
食糞の原因第1位!!(ちゅりとす調べ)
それは…
いいにおいがする!!!
みたいです。どの犬種でも。
子犬は若ければ若いほど、胃や腸の消化機能が完成していなく、うωちも消化しきれていないモノが出ます。
うωちしたら、ほとんどの子が自分のうωちチェックをしますよね。
クンクンクンクンと嗅いだときに、ごはんの匂いがするわけです。私たちにはくさい!しか感じませんが。。
「お?これはごはんなのでは?」
と思ったら食べるんです。
ほっておいたら食べなくなるというのは、成長すれば胃腸レベルがあがるということです。レベルがあがった胃腸はしっかり吸収します。すると、さすがに犬にとっても「これはごはん」とは思わなくなるみたいですね。
では逆に、食糞を強化しちゃう行動とは?
「ほっておく」と真逆の行動、つまり「すぐに取る!」です。
「やめてやめて~~」「キャー!」などオバケでも見たかのように騒いで慌てながらうωちを取るのは、もうそれはそれは最悪な行動といっても過言ではありません。もしそれでビク!!!てなって怖がっちゃったら、隠れてうωちすることになるかも…だってうωち見るとママが怖いんだもん…
これはうωちに限らず、おもちゃやごはんなどでも共通のことなのですが
「取られた!!」
と犬に思われるのが最高にマズイのです。
取られた!と思うと、「取られないようにしよう!」となり、犬なりに考えた結果、ごっくんするわけです。
この”取られまいごっくん”はおもちゃや、たまたま落ちていた金具とかゴミでもよく見られます。
でも食べて欲しくない~~~~
ってママパパさん。
ちゃんとおすすめの方法があります。
うωちするのを察したら、家政婦のミタゾノさんのようにこっそり見てください。そして出し切ったタイミングで「(名前)、おいで~♪」と呼びます。だいたいのパピーちゃんは呼ばれたら喜んでママパパの下へかけこみます。そしたら褒めます。もう大げさなくらい褒め倒してもらってもいいです。
※くれぐれも眉間にしわ寄せて「おいで」しないでください。「それ行ったら怒るっしょ?」と思わせてしまします。絶対に必ずニコニコして楽しそうに呼んでください。
※くれぐれも呼ぶのは「終わってから」です。ふんばってるときに呼んじゃうと、トイレしながら歩く子になっちゃいます。呼ばれて嬉しくてエヘッて笑いながらふんばりながら歩いてきます(笑)
その頃にはパピーちゃんはうωちのことなんて忘れてるので、ゆっくり優雅にエレガントに処理をしてください。
ここでのポイントは、「ダメなものから犬を離す」ことです。飼い主が抱っこ等で離すのではなく、「犬が自分から離れる」ことが重要です。
間に合わなくてすでにうωちをくわえてしまっても、無理やり口から取るのは厳禁です。禁止です。
これを毎回できれば、早い子なら1週間足らずでうωちしたら飼い主の下に「うωちしたよ!えへ!」というドヤ顔で来る子になります。可愛いです。
もう成犬になってるんだけど…!
という子でも、基本は同じです。
成犬で食糞する子は「取られまい精神」が奥底まで染み込んでいるのかと思うので、おそらく「おいで」や名前を呼んでも反応しないかもしれません。
そーいう子には、おやつ作戦です。
うωちを出し切った瞬間に、おやつの袋の音をさせます。ちゃんと反応する大好きなおやつにしてくださいね。この作戦中のあいだは、おやつをあげるのはうωち後のみにしてください。
おやつあげてないんだけど…
というご家庭では、普段のフードで喜んで食べるのであれば、それでも大丈夫です。ウェットフードのトライプ系は食いつきがすごかったりするのでそういったものを探してみてください。
おもちゃで遊ぶのが大好きなら、あそぼ!と誘うのも手です。
とにかく「犬が自分から離れる」ことができるならなんでも可です。ただし、その子が喜ぶことが条件です。
※食糞は自分のうωちだったら無害です。他の子のうωちはどんな感染症や寄生虫を持ってるかわからないので、早めに”おいで戦法”を成功できるようにしましょう。
※病気や栄養不足が原因なこともあります。ボディコンディションスコア(BCS)表を確認してみましょう。総合栄養食をあげているのに痩せていたり、なんなら多めにあげてみても体重が増えない子は胃腸に原因があるのかもしれません。
体調管理について(環境省の『飼い主のためのペットフードガイドライン』より)
または、異食症というのもあります。なんでも食べちゃう子です。取られた!と思わせてないのに、うωちに限らず金属やプラスチックなどを飲み込んでしまった子は一度獣医さんに相談してみましょう。
ちなみにですが、金属やプラスチックのものは、犬も食べ物ではないと本能で理解しています。だいたいの子は口の中でコロコロ転がせて飴のように楽しんだあとは、ちゃんとぺっと吐き出します。このときも、口に入れたからといって慌てて口を開こうとするとごっくんしちゃうので、吐き出すのを待ちましょう。
他の小技たち
その1、フードを変える
今までずっと同じフードをあげていた場合に、全く違う会社のフードをあげます。するとうωちの匂いも変わるので、食糞も止まることがあるようです。
その2、フードに食糞防止の商品をまぜる
そういう商品が売ってまして(粒だったり液体だったり)それをあげたところ止まったとお聞きしたことがありました。効果としては、うんちから嫌な臭いを発するそうです。
うωち小話
犬は人の行動をよーーーーく見ています。たとえば我が家の子。私の場合は、おしっこしたりうωちしたらまずシートでくるみます。それを目の前で何か月も見ていたせいか、あるとき突然、私がおしっこやうωちに気づかないとき、この子がくるもうとがんばるようになりました。前肢でコスコスします。もちろん上手くいかないので、ただうωちが見えなくなっただけ状態(くるまってるわけではないが、がんばりが見える)になるのですが、頭いいなぁと思ったできごとでした。
ちなみに保護犬なので、うちに来たときはすでに1歳はこえていました。野良なので今まで人と生活したことはありません。すごい子です。
うωち小話2
根っからの愛玩犬、つまり王族貴族のワンコは、きれい好きだなーと常々思います。うωちを食べないのはもちろん、絶対踏まないし、水たまりもちゃんと避けますからね。体を汚すものか!てやんでぃ!という気合いを感じます。なので、トイレトレーニングも簡単なことが多いです。(あくまで私の主観ですが)
うωち小話3
私も、当初はうωちは犬よりも先に取る!またはコレクター(シュ!ていう大きな音がしてびっくりするスプレー)を使うと教えられていました。ですが、実際にパピーを相手にするうちに、「なんかちがうな…」と徐々に感じるようになりました。そこで、おいで戦法の他に、NRMを使ってみたり(「それをしたらダメ」を教える方法)、なんならほっとく、などやってみた結果、ほっとけば食べなくなること、おいで戦法が確実で楽!!すごい楽!!!な事を経験したのです。
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