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オタク、アニメ観ます

『彼女、お借りします』
人生で3本の指に入る本気で読んだ漫画、観たアニメのひとつ。
そのアニメ3期放送が始まったので、せっかくこのnoteという媒体があるので感想を述べます。

※以下、アニメだけでなく原作のネタバレ含みます。


映画製作篇

正しい~篇の名称は定かではありませんが、おそらく映画製作、その後映画公開までだとすれば当然水原の家庭のことまでが3期の放送部分だと。4期があるとしたらハワイアンズ篇ってことで区切りはいいでしょう。

というわけで映画製作篇は、和也のターンであることは間違いなく、八重森みにの序章とでも呼べます。八重森みにはここに来ての新キャラで原作読んだ時は「ん~なんか邪魔者がきたな」ってつい思っちゃったけど3期みれば超重要人物であることはすぐに分かります。序章と呼んだのは、その先もかなり重要な役割を担ってると思ってるからです。(原作勢マウント)

OP

フル音源も映像も初見でした。まぁですね。まず「恋愛ミリフィルム」ってタイトルですが、映画製作がテーマなので「フィルム」なのと、映像にところどころ映画のフィルム感を出しています。
ただこのタイトルの本質は1期のOPタイトル「センチメートル」に対して「ミリフィルム」に距離が近づいていることを示していると気付きました(SNSでも言われてたけど本当に自分で気づきましたw)
もちろん和也と水原の距離ですね。1期は蹴飛ばされるような関係が、今話では水原自ら部屋に来るぐらい、最後には「なにかあったら連絡してね」とやり取りするぐらいには、まさにミリ距離に近付いていってるという秀逸なタイトルだなと。

映像でいうと和也が水原を引っ張るような描写が映画製作篇をまんま表していますね。ベンチに座ってる水原を引き起こすのはおそらく水原を救う存在になる和也を表している唯一具体的にあのシーンを暗示してるように深読みしました。

他のヒロインもちゃんと出てくる中で、やはり目を引くのは麻美ちゃんが一瞬悪い顔するとこですね。本当に一瞬だから2回目で気付きました。

1話感想

ようやく感想です。まずは、数ヶ月ぶりのアニメということで水原の可愛さ破壊力を思い出させるかのような、一方で初心者には手始めに「うちの水原千鶴、やばいでしょ?」と知らしめるかのような名刺代わりの1話って感じでした。

やるべきことが明確に和也の説明によって分かって、その頼もしさがふんだんに描かれてて水原の表情がちゃんと和也に近付いていってると思いきや、おじいちゃんの病室シーンに変わって「はっ」と思わされました。和也応援視点で、「お、和也のこと好きになったんじゃないの~」って思ったから、いやいやあくまでおばあちゃんのための映画だよな…と兜の緒を締めました。あくまでビジネスパートナー。

オムライスのシーンは、この後瑠夏ちゃんと修羅場になってすっぽんカレーとどっちが美味しいか尋問されるのと、ご飯作るのはやりすぎたからもうやらないって水原に言われて絶望するのが面白くて好き

「ねぇ、感想ぐらい聞かせてよ」は分かってても可愛いな…

あと最後の「またね」は、まさに次週のアニメもよろしくねって1話ならではのここからスタートという風にも捉えてしまいました。

原作読んだものの、この後どういうペースでアニメに落とし込まれていくかは分からないので非常に楽しみです。

アニオリ考察


あと、最後に、1話のアニメならではの神シーン

これ考えた人天才でしょ…

突っ込みどころが色々あって…www
さすがにアニオリだよな?って最初目を疑って、この世界線に雨宮天さんいるのかよってなるしwww もうセンス良すぎて深夜にニタニタしちゃいました。

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