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あきらめないでください

月次支援金について、事前確認期限で曖昧な面があることが発覚しました。
基本的には、事前確認期限までに仮登録をして申請IDを取得しておかないと
申請自体ができなくなるはずでした。
事実、前日まではその通りだったのですが、
数日後に突然方針が変わったらしく、事前確認期限後でも仮登録して事前確認を受けることができるということになったようです。

おそらく、事前確認期限が申請期限よりも先に到来することを知らない人があまりに多く、給付を受けられない方が続出したための救済措置だったのではないかと思いました。
それはそれで大変結構なことですが、
一方で、あいまいなオペレーションのため、給付を受けられる人と受けられない人が出てきてしまうのは、不公平な感じがしました。
そもそも、事前確認の期限と申請の期限を分けることにどれほどの意味があるかもよくわかりません。事前確認の登録機関は全国で約42,600ありますので、登録機関にはそれほどの負担がかかるわけではないと思います。
そのため、月次支援金の審査機関の負担軽減のためでしょうか。
いずれにしても、支援金が命綱という方のためにも、審査機関には頑張ってもらいたいと思います。

コロナ禍では、生活、命を守るために、行政は頑張って様々な施策を実施しようと努力してくれていると思います。
そして、刻々の変化する情勢に、普段と違って?柔軟に対応しようとしてくれているという姿勢が、今回のケースで見て取れました。
確かに、あらかじめ定められたルールに則って給付することは、公平の観点から重要ですが、時にはケースバイケースで対応することが必要な場合もあります。行政には、本当に困っているところに手が届くように、柔軟に対応を心がけていただきたいと思います。
一方、給付を受ける側も、ホームページに書いてあるからとあきらめないで、事務局に問い合わせるなどして、積極的に給付を受けるよう働きかけるという姿勢が必要なのかもしれません。
そして、時には行政法の専門家である行政書士を活用するのも、一つの方法だと思います(^_^)

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