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目的と目標、人のために。

一年 黒田海渡 浦和南高校出身

こんにちは。今回部員ブログを担当させて頂くことになりました。文学部 人文社会学科 学びのパスポートプログラム 一年 黒田海渡(クロダカイト)です。私はずっと治したい癖がある。それは、期限ギリギリに提出物を出すことだ。小学校の頃から課題をギリギリにやっては焦り、結局終わらなかったこともある。面倒くさいの一言笑。ちなみにこの部員ブログも、締め切りの日に提出した。大学ではこの癖を治して、もっと余裕を持って課題に取り組もうと思う。

さて、私がサッカーに興味を持ったのは3歳の頃。あれは、2006年のドイツワールドカップだった。当時、ブラジルには「カカ」という選手がいた(皆知ってると思います)。私はカカの華麗なるプレーに魅了され、サッカーをやってみたいと思った。それからというもの、興味を持っただけで、努力をしていなかった。友達と狭い路地でボールを蹴り、小学一年生からサッカースクールに入り、少年団に入り、小学三年生からクラブチームに移った。ここで私は初めて努力というものを知った。そこから小学生時代はクラブチームで過ごした。
しかし、中学生時代で挫折した。J下部組織のクラブに入って満足してしまったのだ。小学生の頃の『 目標』は、Jの下部組織に入ることだった。目標を達成した瞬間、やる気がばったり無くなってしまったのだ。思春期は色々な事が伸びるのにも関わらず、目的を見失い、自分の存在意義が分からなくなっていた状態でサッカーをするのは心·技·体殆ど成長せず、とても辛かった。サッカーを楽しめなかった。
『 サッカーをやめようか』
ふとこの言葉が脳裏によぎった。小さい頃から好きだったサッカー…。自分でも驚いていた。最後は高校の部活で楽しく終わろうか。そう思った。
高校時代、ここで人生最大の転機が訪れた。選手権に出会った。全ての高校生が夢見るあの舞台で、頂点を取りたいという絶対的な『 目標』ができた。自分の全てを選手権に捧げようと決め、24時間365日サッカーに没頭した。高校時代は恋愛に芽生える人が多いが、それもなかった。完全に恋愛を捨てていたが後悔は無い。だが、選手権は県準優勝に終わった。

ここまでの歴史を振り返ってみて私は、『 夢中になれるものを探して、それに情熱を持って向かっていく』当たり前のことだけれど私はこれが1番大切なことだと気付いた。人が何か行動する際には必ず意図(目的)がある。『 なぜ』を追求したら、最終的に目的に行き着く。人はそれに沿って行動している。サッカーのプレーも同じだ。あの選手の目的はこうで、その目的を達成するための要素はこれだから、自分はこのプレーをする。目的の本質を理解することが出来たなら人の気持ちや、感情を理解出来る気がする。

選手権後、監督の縁で中央大学サッカー部に入部することが出来た。中央大学に練習参加させてもらった際、『 この一人一人の技術の高さは何だ?ここでサッカーをしたい。』そう思ったから中央大学に進学した。自分の中で高校の時と同じく、自分の全てを捧げる目標が必要だと感じ、日々自問自答を続けて出した答えが、中大サッカー部にいる目的は『 人として成長し、キーパーに必要な技術を極め、中央大学サッカー部が日本一になることに貢献すること』である。プロも目標なのだが、まず中央大学に貢献すること。チームの為に動くこと。ここを目的としたい。
また、私の人生の目的は『 何かしらの形でサッカーに携わり、私という価値を社会に提供し、社会に貢献すること』である。
中大サッカー部における目的は、人生のうちのひとつの目標と心がけて日々を過ごしていきたいと思う。

かなり抽象的でまとまりの無く、拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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