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自分を認められるように

今回の部員ブログを担当いたします2年鹿島アントラーズユース出身の舟崎歩武です。テーマにある「中央大学サッカー部にいる目的」に沿って、自分のことを文章にしてみました。ちょっとクサい言葉もあるかもしれませんが、どうか最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

私の地元は茨城県。名物は納豆、周りを見渡せば田んぼに畑、そして海や川、いわゆる田舎というところで生まれ育ち、18歳までの月日を過ごした。おすすめの場所は、筑波山の上から見る夜景がすごく好きだ。時には魅力度ランキングで最下位だったりする茨城県をバカにする人は一生納豆を食べるなと私は言いたい。冗談はここまでにして。ではなぜ、それまで東京のとの字もわからない男がわざわざ東京まで出てきて、中央大学サッカー部に入ったのか。

その目的は「自分で自分を認められる人になるため。」である。社会人であっても、サッカー選手であっても、人は周りに評価されて初めて人としての価値が存在していくものである。そんな事はこれまでのサッカー人生で痛いほどわかっている。まず自分を認めるって何だ。それは毎日を一生懸命に生きる事、嫌いなことや苦手なことに立ち向かう事、バイトを頑張る事、落単に怯えながらも勉学に励む事、仲間と朝日が昇るのを一緒に見てしまう事、涙を流すくらいの恋愛をする事、人それぞれ自分を認められるような出来事があって、またそれは人の数だけあると思う。

私の中の自分を認められる事は、プロサッカー選手になることであり、日本一という景色をみんなと見ることであり、そして、一番は大学サッカーが終わってしまうその日に、終わりたくねぇなと思える日々を送る事である。

現在私は大学2年生の10月まで大学生活の歩みを進めてきた。今の自分を認められているか?と聞かれたら、認められる日もあるし、認められない日もある。

怪我をしたけど、地道にリハビリを頑張った日は認められるし、10分だけと思った昼寝がもう夜飯を食べる時間になっていた日は認められないし、いいプレーが出来なかった日は認めなきゃいけないし、関東リーグの応援でメガホン片手に声を出した日はちょっとは認められる日であって、絶対認めたくない日でもあって、そんな日々の毎日だが、最後は認められなかった日も認められるように日々を送りたい。

先日、ようやく怪我から復帰してサッカーが出来るってこんなにも幸せなんだなと改めて感じている私の東京での大学生活も1年半が経った。

都会の短すぎるJKのスカートにはやっと見慣れてきたけれど、まだ渋谷や原宿のような大都会の人混みには全く慣れていなくて、そのくらいが自分にはちょうど良い気もしていて。そしてなによりも一番近くでずっと支えてくれる家族に少しでも早く活躍する姿を見せられるように頑張りたい。

皆さんは自分で自分を認められていますか。自分の人生は誰かに作ってもらうものじゃなくて、自分で作っていくもの。たった一度の人生しかないのだから、今日も明日も私は自分を愛し、自分で自分を認められるように生きる。

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