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最後まで

ランメニューで体の衰えをひしひしと感じている4年の田中治暉です。

今回はこの貴重な機会をお借りし、大学最後の私の想いを綴らせていただきます。
大学最後のブログということもあり、あえて結論から書かず、自由に書いています。
時間がある時に最後まで読んでいただけると嬉しいです。

このブログを書き始めて最初に感じたことは、もうすぐサッカー人生に一区切りつくというのに実感が全く湧いてこない。
幼稚園の頃から続けてきたサッカーだが、思えば生活の一部となり、気付けばサッカーが中心になって生活していた。
そんな生活を17年間も続けてきたからこそ、引退してサッカーから離れるのは少し不安もあり、これからどんな生活を送るのだろうという期待もある。

もしサッカーをしていなかったら何をしていただろうと考えることがあるが、どんなスポーツをやっても途中で飽きてすぐ辞めてしまっていただろう。
だから引退した後も、またすぐサッカーをしたくなるはずだ。
そう思えるぐらいサッカーは魅力的で、楽しいスポーツだと改めて感じる。
サッカーのおかげで、ここまで成長できた自分がいるのは間違いない。

大学サッカーを振り返ると、充実した4年間だった。
1年生でIリーグ1部降格、2年生ではコロナにより昇格・降格は無かったが、3年生でIリーグ2部優勝し1部昇格。
そして4年生でIリーグ1部にリベンジする機会が生まれた。
1年の時から4年生までBチームではあったが、大きな怪我もせず、毎年試合に出場できていた自分は恵まれていたなと感じる。

もちろん苦しい時期があったのも事実だ。
今だからこそ、充実していたといえるのかもしれない。
入部当初、自分のプレーが出せずに悶々としたこと。
3年生の時、なんで試合に出られないのか分からなかったこと。
そんな苦しい思いは大学に入る前もたくさんあった。
だけど、それらを乗り越えて楽しかったと言えるのはサポートしてくれたチームメイトの存在があったからだ。
特に苦しかった時期に声を掛けてくれて、お前が必要だと言ってくれた先輩達には感謝してもしきれない。

この大学4年間を通じて選手として、また人間として大きく成長できた。
大学サッカーでしか味わえない感動をたくさんもらった。
結局何が言いたいかというと、この大学4年間に後悔はないということ。
後悔のない人生なんてないという人もいるかもしれないが、ここはあえて後悔はないと言い切りたい。
なぜなら4年間、全力で走り切ったし、考え抜いたし、やりきった。
そして何より、人生で一番サッカーが楽しかったから。

残り1カ月をこのまま後悔なく終わることが出来ればいいと思う。
このブログを書くことによって、そんな感情が生まれてきた。
残りのサッカー人生を考える時間をくれた、泰知に感謝している。

サッカー部で関わった先輩、後輩、スタッフ全員のおかげで私にとって特別な4年間になりました。
ありがとうございました。

最後にこれまでサッカーを続けさせてくれた家族に感謝したいと思います。
色々なサポートのおかげで、サッカーに打ち込むことができました。
今までありがとう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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