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開封レビュー PILGRIM編(後編)&箱出しレビュー 


後編、開始です!
まさか画像を貼り付けられなくなるなんて……笑

前編を読まれていない方は、ぜひそちらからご覧くださいませ✨

※葵井の体調不良により、投稿が遅れております。申し訳ありません。


開封レビュー

いざ開封!(2)

MAKE NO COMPROMISESの小箱を外すと………?

キレイなケースのお目見えです…!✨
汚れるのが怖いですが、とても質感の良い高級感溢れるケースです✨✨

右下の紐は……?



実は…

このような形で左のくぼみの中にケースが収まってたんです!!

このケース、これまた取り出すのが大変でした笑
ケースを傷つけないか震えながら格闘すること15分………結局この紐では持ち上げられず、ケースの蓋を少し開けて無理矢理出すことになりました笑(壊れなくてよかった……💦)


ケースの中にはケーブルとイヤーピースとクリーニングツールが入っていました✨

ケーブルはPentaconn earを採用、見た目も美しく質も高い仕上がりになっています。リケーブルする必要は今のところは感じませんでした。(Pentaconn earですしリケーブル難しいですよね…)
取り回しもいいですね。癖もそんなに付きやすくは無さそう……?(こちらはもう少し使って改めてレビューします。)


続いてイヤーピース。Spinfitのイヤーピースが付属していますね。恐らくこのイヤホン用に生産された物では無いでしょうか。
CP100っぽいですが、そこはかとなくノズル部が長いような気が……。

装着感は流石のSpinfitですが、人によっては合わないかもですね。

そして………装着がとっても難しい!!!!
着けるのに20分格闘しました笑


ノズルは約5mmほど?(簡易測定ですので誤差はあるかと思います。)
 その代わりに一度嵌まると耳の中で抜けてしまうといったトラブルは起きにくいと思います。


PILGRIMを購入された際は、筐体とケースの取り出しに十分ご注意ください💦
ただその反面しっかりと固定されていたので、購入後に輸送される過程でダメージを受けてしまうリスクはかなり少ないかと思われます。
傷だらけの筐体が届くと悲しいですからね…(T_T)

ちなみにケーブルを筐体に装着した上でも、付属ケースに余裕を持って収納できました。
ケースが汚れてしまう可能性はありますが、せっかくですので付属ケースを活用したほうがよろしいかと思います!


開封レビューは以上になります。
エントリークラス扱いの機種とはいえ、その中でも高価格帯に入るだけあって終始高級感に満ち溢れた開封体験になりました。
筐体やケースが取り出しにくいことや、イヤーピースが入らないことを書きましたが、そうした不便に感じた点を考慮しても満足できる豪華さでした。(イヤーピースの話を開封体験に入れて良いのか悩みましたが、後ほど音質についてまとめる際に話題にするのは気が乗らなかったためここに書きました。)


簡易使用レビュー

というわけでこれからは使用レビューをさせていただきます!
現在まだエージングが15時間、実使用時間は5時間ほどと箱出しから短時間ではありますが、簡潔に私葵井が受けた印象を記したいと思います。


装着感

まずは装着感について。
装着感は「普通に良い」印象です。筐体が金属製のため、装着するとそれなりに重量を感じます。
筐体の凝ったデザインを鑑みても、長時間使用にはあまり向いていないかもしれません。

付属のSpinfitのイヤーピースですが、人によっては筐体を支えきれず、装着感をイマイチに感じられる方もいらっしゃるかもしれないなと思いました。付属イヤーピースが合わない方はfinal typeEやスパイラルドットなどに取り替えても良いかもしれません。(色味が違うので少し見た目が悪くなってしまうかもしれませんが💦) 



音漏れ・遮音性

続いて音漏れや遮音性について。
このイヤホンは半開放型のため、音漏れは結構します。静かな環境で使用すると、確実に隣の方には聴こえてしまうでしょう。
試しにサークルの部屋にて後輩に協力してもらって音漏れの度合いを見てみたのですが、静かな部屋だと筐体フェイスプレートの穴からKANA-BOONの「ないものねだり」がはっきりと聴こえてしまいました(笑)

逆に遮音性に関しても、外音が普通に耳に入ってきます。
ただ寧ろアナウンスなどがはっきりと聴こえるので、外で使う際には安全かもしれないと思いました。(ふざけているのではなく、真面目にそう感じました。)


音質について

さあ、では肝心の音質についてお話します。(あくまでも葵井が受けた印象です。)

まず結論から申しますと、PILGRIMの音質は「明るい明瞭なサウンドでありながら、低域が程良く主張してくる」印象でした。

やはり私はフルBA構成のイヤホンよりも、DDを含んだ構成のほうが好きなのかもしれません(笑)

葵井はイヤホン収集を始めてからまだ1年ほどの新米オーディオファンですので、どのドライバーがどういった働きをしているのかを耳で捉えることはできません(笑)
ですが、全体としてどの音域も過度に主張されていない聴きやすい音だな、という印象を受けました。

強いて言うならば、楽曲によっては低音域の主張がやや強めになるかなという印象です。ただ主張はしつつもくどさは一切無く、明るい温かみを持ったサウンドに感じました。
また所謂ボーカルホン、ボーカルが前に出て聴こえるイヤホンでもありませんでした。全体の調和を重視した音設計だと思います。


そして音場もかなり広く感じました。
開放型だからだと思いますが、音が篭もらず軽やかに抜けていく印象です。
葵井は左耳がやや独特の形状をしています。そのため、ベント孔が耳側に小さく開けられたイヤホンでは耳がベント孔を塞いでしまうことがあります。そうなると聴こえる音はこじんまりとした珍妙なものとなり、個人的にとどうしたものかと悩んできました。
しかしPILGRIMは開放型なので心配無用でした。篭りのない抜けのいい音はやはり良いですね。

EDM調の曲など、テンポの早い曲でももっさりとせず明瞭なサウンドを出してくれます。

これからまた聴き込んで行きますので、特に相性の良い楽曲が見つかりましたら追って更新させていただきます。


最後に

この度はこのような機会をいただきましてありがとうございました。HiFiGo様、並びにbisonicr様に重ねて御礼申し上げます。


PILGRIMは価格的に果たしてエントリークラスになるのかは分かりませんが、ある程度のイヤホン愛好家の方にとっては十分に試してみられる価値はあると思います。

私は今回このような形でなければこのイヤホンに触れることは無かったと思います。まずはもうしばらくこのイヤホンを聴き込んで見たいと思います。


最後までご覧下さりありがとうございました。今後ともChu-Audioをよろしくお願い致します。


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