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DIL Chahta Hai(The Heart Wants)

DIL Chahta Haiは2001年に公開されたヒンディー語の映画。主演はアーミル・カーン、サイフ・アリ・カーンとアクシェイ・カンナ。インドのナショナルフィルムアワードの最優秀映画賞を受賞した。

あらすじ

物語は大学時代からの仲良し三人組の大学時代と現在が並行して進行していく。父親が会社を経営していて裕福な家庭出身のアカシュ、すぐに恋に落ちてしまうサミール、そして芸術家気質のシド。この三人の友情、そして恋愛模様を描く古き良きインド映画。

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約20年前の映画の良さ

この映画は公開からおよそ20年経つが、いまだに現在でもインドの人々の記憶に残る作品。現在のボリウッドフィルムと比べて思うのは、過度なカメラの切り替えや派手なアクションがなく、ノンビリとストーリーが進んでいく感じが良い。ダンスのパフォーマンスが少し長すぎる印象があるものの3時間があっという間に感じるほど魅せられる映画。

三人の友情物語

三人と聞くと3 idiotsを連想する人が多いかもしれない。確かに同じように大学生活で意気投合した仲良し三人組というところは共通している。それぞれが個性的であることに変わらないが、3 idiotsの場合はランチョーが特に個性的で中心的にメッセージを発信していた。しかしこの作品ではこの仲良し三人組は平等にそれぞれの個性を発揮しているのでその点は少し違うのかもしれない。

恋愛模様

三人にそれぞれの個性があれば恋愛の好みもそれぞれ違う。アカシュは過去の経験から恋愛を恐れているので必要ないものと思っている。サミールは少しでも印象のいい女性がいるとすぐに恋に落ちてしまう。その性格のために少々痛い目に会うのだが。そしてシドは物静かな芸術家気質のある男性で心の深いところで本当の愛を探している。それぞれがどういった結末に行き着くのかが見所だが、この恋愛への考えの違いから三人の友情にも影響が。時間が経っても色褪せない作品。

予告編ビデオ


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