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Stanley ka Dabba(スタンリーのお弁当箱)

Stanley ka Dabbaは2011年に公開されたヒンディー語映画。基本的に2時間半を超える映画がインドには多い中、およそ1時間半ほどと短めの作品。

あらすじ

スタンリーはムンバイの小学4年生の元気な少年。想像力が豊かで特に詩においてはその出来の良さを先生に褒められている。クラスでもいつも仲間に囲まれている人気者。しかし、お昼ご飯の時間になると周りのクラスメートは全員お弁当箱を持ってきている中、スタンリーだけは何も持ってきていないのだった。

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心優しい友人たち

スタンリーは自分のお弁当箱を持ってこれない中、それを見た周りのクラスメートたちが自分の食べ物をスタンリーにあげようとする。助け合う風景がとても心温まる様子で素敵である。本作品や学校に関わらず、職場においてもインドにおいては他人と食べ物をシェアすることに全く抵抗がない。日本では社交辞令として「これいる?」とか聞くことはあるかもしれない。インドではこれを断るとあまり良い顔をしないので、もらってしまった方が良い。そして母親、または奥さんの料理の腕を褒めるととても喜ぶので是非試してもらいたい。

インドのお弁当

この作品ではムンバイにおけるインドのお弁当の様子が見ることができる。スナックであったり、パロッタであったり。日本のように冷凍食品があるわけではないので基本的に母親、または奥さんの手作りである。全く日本とは違ったお弁当の中身なのでその辺に注目してこの作品を見ると楽しめるかもしれない。なお、インドは地域によって食べられる弁当の中身が少し異なり、チェンナイのような南インドではお米とカレー、インド版炊き込みご飯などお米系が好まれる傾向にある。

予告編ビデオ


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